「おっほほほほ…!あなたの心のトップスタァ、神崎すみれでございます。まぁ、やっとダイジェストの担当が回ってきましたわ。以前から、この私を何故最初から担当にしないのか不思議で不思議で――」
「お〜いっ!!あたいにも喋らせろ!!」
「あらカンナさん、食堂で原始人みたくお肉を頬張ってたと思ってましたのに、もういらっしゃいましたの?まぁ、相変わらずがさつでいらっしゃいますことねぇ」
「うるせぇ!!前回はおめぇ一人の話じゃねーだろうがっ!!」
すみれとカンナが喧嘩している間に流れるダイジェスト。仲裁に入る大神。
「〜〜二人とも!!この前仲直りしたばっかりだろ!?」
「〜〜少尉はお黙りになっててっ!!」
「〜〜隊長は引っこんでなっ!!」
同時に突き飛ばされてフレームアウトする大神。
「大体、この前だってあなたが蛇に怯えさえしなければ、スムーズに事が運んでましたのよ!?」
「何を〜っ!?お前だって馬鹿みたいに『蜘蛛がぁ〜、蜘蛛がぁ〜』って騒いでただろ!?」
通りがかるさくら。
「あ、ダイジェストのコーナーですか?…あれ?もう時間みたいですよ?」
「えっ!?」
「えー、それでは、前回のお話がよくわかったところで、第7話いってみましょうか!」
「〜〜ちょ…っ、ちょいと!!まだ私、一言も…!!」
「あたいなんか挨拶もまだだぜ!?」
「今回は紅蘭のお話ですよ。それではどうぞ!」
「〜〜勝手に終わらすなぁ〜っ!!」「〜〜勝手に終わらすなぁ〜っ!!」