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第15話「都の花ぞ」


〜前回のダイジェスト〜


「皆さん、こんばんは〜!帝国華撃団・薔薇組で〜す!」

「ファンの皆、おまた〜!遂に私達にもこのコーナーが回ってきたわよん」

「あ〜ん、でも私ぃ、本当言うと一郎ちゃんとやりたかったわぁ〜」

「〜〜だ、駄目ですよ!大神さん、今、それどころじゃないんですからね!?」


ダイジェストが流れる。

「んまぁっ!!どういうことなの、これ!?」

「はうぅ…、困ったことに副司令がご自分を殺せと大神さんに――」

「〜〜私以外の女に婚約指輪を渡そうだなんて、許せないわ〜っ!!」

「〜〜むき〜っ!!私とは遊びだったのぉっ、一郎ちゃん!?」

「〜〜こ…、琴音さん…、斧彦さん…?」

「斧彦っ、こうなったら何が何でも阻止するわよ!!」

「そうよ!!一郎ちゃんは私達のものなんですからねっ!!」


走っていく琴音と斧彦。

「ふ、二人とも、待って下さいよぉ〜!!〜〜あうぅ、私一人残されても困りますぅ…。――え?わ、私一人で進行するんですか!?わ、わかりました!えっと、前回は確か、副司令が巫女を継ぐ儀式をやったんですけど、最終降魔に邪魔されて、でも、その最終降魔は副司令で…あ…、あれ?〜〜ご、ごめんなさい、その、何て説明したらいいか…」

「――はっはっは!そのことなら、俺に任せてくれたまえ!!」


ギターを弾きながら来る加山。

「あ、加山さん…!」

「やぁ、どうもどうも!風呂上りにフルーツ牛乳飲んでたら、ダイジェストのコーナーをここでやってるって聞いたからさぁ」

「あ〜ん、それはいいから、早く説明して下さいよぉ!!」

「わかってるって、そんな焦んな。――ハァイ、ベイベー達!いつも見てくれてる君だけに教えてあげよう!あ、その前に先日できた俺の新曲を…」

「〜〜加山さぁんっ!!斧彦さん呼んでチューさせますよ!?」

「〜〜ゲッ!!す、すみません、真面目にやります…。――藤枝家に100年に一度生まれる悪魔の子、つまり最終降魔の生まれ変わりがあやめさんだったんだ。なんでも藤枝の家だけでなく、世界をも滅ぼす存在らしいぞ」

「えぇっ!?じゃあ、副司令はどうなるんですか!?」

「それは俺にもわからない…。う〜ん、でも、何か引っかかるんだよなぁ…。ほら、よく聞いてみろ。先巫女様は『今までわざと力を抑えていたのか』って言ってるだろ?」

「あ、確かに。じゃあ、副司令が幼い頃は悪魔の子だって気づか…むぐっ!」


菊之丞の口を押さえる加山。

「おっと!今回はその藤枝家の秘密が見せ場だ。まだ言うなよ〜?」

窒息しそうになりつつ必死に頷く菊之丞。離され、息苦しく咳き込む。

「よぉし、では本編の前に一曲!大神、男の意地でこの危機を乗り越えろ〜!永遠の愛を勝ち取れ〜!ライライラ〜♪さぁ、ご一緒に!」

「ラ、ライライラ〜…♪〜〜あうぅ、こんなことなら琴音さん達と一緒に行けばよかった…」

「はっはっは!こんな時だからこそ俺達が明るくしなくてどうする!さぁ、次は加山雄一ベストメドレーだ!!予備のギターを貸してやるぞ!!」

「〜〜私まで巻き込まないで下さいよぉ〜!!琴音さぁん、斧彦さぁ〜ん…!!」


菊之丞を引っ張っていき、振り返る加山。

「…ところで、俺とかすみっちのさらなる進展はあるのかな?」



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