バレンタイン記念・特別短編小説
「バレンタイン・デーの一日」大神×かえで編〜その3



私と大神君は帝鉄に乗り、築地の南の方にある倉庫群に向かった。

「キネマトロンの反応からすると、ここみたいですね…」

私と大神君はたくさんある倉庫の中から最も反応が高い第二倉庫の様子を伺った。

「――10万円なんて大金、本当に持ってきますかねぇ?」

「持ってこなかったら、ガキ共をズドンと殺るだけさ」

「ひひひっ、それもそうですねぇ〜」


なでしことひまわりは縄で縛られて、とても怯えてるわ…。〜〜可哀想に…。早く助けないと…!

「俺が囮になって、奴らの注意を引きつけます。その隙に、かえでさんは子供達を…!」

「わかったわ…!気をつけてね…!?」

「了解です…!」


大神君は真刀滅却を抜きながら侵入して、犯人達の前に立ちはだかった。

「娘達は返してもらうぞ…!!」

「お父さん…!!」

「パパ…!!わ〜い!パパが来てくれたぁ〜!!」

「フッ、来たな…!?金はちゃんと持ってきたんだろうなぁ?」


「〜〜兄貴ぃ、アイツ、刀持ってますぜ…!?」

――今のうちに…!私は気づかれないように侵入すると、なでしことひまわりに駆け寄った。

「かえでおばちゃん…!」

「しっ!今、ほどいてあげるわね…」

「〜〜危ない…っ!!」

「え…?」


なでしことひまわりを縛っている縄を私が神剣白羽鳥で切ろうとしたその時、私の気配を感知して、罠が発動した。近くの天井に設置されていた空気銃が私の体を撃ち抜いたのだ。

「きゃあああああっ!!」

「〜〜かえでさん…!!」


私は強い衝撃に吹き飛ばされ、地面に体を強打した。本物の銃弾ではないが、体の中を爆発されて粉々にされたような激痛が全身に走る…!

「〜〜う…ああぁ…っ」

「〜〜かえでおばちゃああんっ!!」

「へへっ、まだネズミが一匹いたみたいですぜぇ〜?」

「ここは元々、機密兵器を扱う軍需工場だったみてぇだからな。対侵入者用の罠がまだ作動していたとは…。へへっ、ラッキーだったぜ」

「しかし、弾切れみたいですぜ?」

「なぁに、あれだけダメージを与えられりゃ御の字さ」

「〜〜かえでさん…っ!!」


大神君は作戦を無視して、私の元へ駆け寄り、抱き起こした。

「大丈夫ですか…!?」

「〜〜う…っ、だ、大丈夫よ…。それより…早く子供達を…っ!」

「〜〜しかし…」

「――おっと…!動いたら、そのどてっ腹に風穴が開くぜぇ?」

「へへへっ、おとなしく武器を置きな、兄ちゃ〜ん」

「〜〜く…っ」


兄貴分の犯人が銃口を向けてきたので、大神君は眉を顰めながら仕方なく真刀を地面に置き、遠くに蹴飛ばした。

「へへっ、良い子だ。このまま殺してやってもいいが、そっちの姉さんはちっと惜しいなぁ…」

「兄貴は熟女フェチですからねぇ〜」

「〜〜熟女ってどういう意味よ…っ!?」

「へへっ、その姉さんをこっちに渡しな。でなきゃ、子供達の小さな心臓が撃ち抜かれることになるぜ?」

「〜〜うえ〜ん、パパぁ〜!!」

「〜〜く…っ、卑怯な…」

「〜〜大神君…」

「〜〜大丈夫ですよ、かえでさん…」


私の不安な気持ちを拭うように、大神君は私を抱きしめながら手をぎゅっと握ってくれた。

「おいおい、見せつけてくれるじゃねぇか。へへっ、なんなら旦那の前で犯してやってもいいんだぜ?」

兄貴分はいやらしい顔でジリジリと私に近づいてくる。〜〜あんな奴に犯されるなんて冗談じゃないわ…!何か良い方法は――。

「〜〜うわ…っ!?」

その時、近づいてきた兄貴分が床にこぼれていた薔薇色の液体に足を滑らせて転倒した。

「な、何だ、こりゃ…?」

薔薇色の液体の近くに割れた小瓶が転がっていた。

〜〜あの液体、まさか薔薇組からもらった惚れ薬…!?きっと、私が空気銃で撃たれた衝撃で飛んで、割れたんだわ…!〜〜ま、まずいわ…!あの薬に触れたら私に惚れてしま――!?

「――うっふ〜ん、何だか体がゾクゾクしてきたわ〜ん…!!」

転んだ拍子に惚れ薬が手の平に染み込んだ兄貴分は突然、小指を立てて、体をくねくねさせ始めた。

〜〜え…っ!?オ、オカマになった…!?あれって、惚れ薬のはずじゃ…!?

「〜〜キ〜ッ!!あんな所に生意気そうな女がいるわ…!!ふんずけてやるっ!!」

「〜〜あ、兄貴…!?――のわああっ!?」


動揺した手下の男も液体に足を滑らせ、薔薇色の液体に顔から突っ込んだ。

「――あらぁ〜ん、兄貴ぃ〜、私も何だかゾクゾクしてきたわぁ〜ん…!!」

〜〜間違いないわ。あれは惚れ薬じゃなくて、男性をオカマに変えてしまう薬だったみたいね…。おおかた、薔薇組が間違った瓶を渡したんでしょうけど…。

「〜〜か…、かえでさん、あの薬…、筋肉増強剤のはずでは…?」

「〜〜ほ、ほほほ、花やしき支部もたまには失敗することがあるのねぇ〜」


〜〜ハァ…、大神君に飲ませなくってよかった…!

「ねぇ〜、あのおじちゃん達、どうしたんだろうね?」

「〜〜さ、さぁ…?けど、ピンチは切り抜けられたみたいね…」

「――あら〜ん、そこのア・ナ・タ♪よく見るとイイ男じゃないの〜」

「やっぱり、襲うならイイ男よね〜ん♪」

「〜〜うわあああ!?」


謎の薬によってオカマと化した犯人2人組は大神君をターゲットに変え、抱きついて、今にも押し倒そうとしている…。〜〜今度は大神君のピンチだわ…!

「――お待ちなさい!」

そこへ、凛とした私と同じ声が倉庫に響き渡った。この声は…!

「帝国華撃団・花組、参上!」

到着したあやめ姉さんとさくら達は一列に並び、決めポーズを取った。

「姉さん…!皆…!」

「は…、花組ですってぇ!?」

「キ〜ッ!!何よ、生意気な…!!ふんずけてやるっ!!」

「〜〜何でこの人達、オカマなんデ〜スカ!?」

「〜〜後でゆっくり教えてあげるわ…」


〜〜その前に、薔薇組を問い詰めないとね…。

「行くわよ、皆!」

「了解!」


あやめ姉さん達がオカマ2人を懲らしめている間、私と大神君は罠に警戒しながら、なでしことひまわりを縛っていた縄を解き、2人を救出した。

「私も加勢するわ…!」

「えぇ、行くわよ、かえで!」

「――藤枝流奥義・白鳥散華斬!!」「――藤枝流奥義・白鳥散華斬!!」


私と姉さんの2本の神剣白羽鳥の合体攻撃が誘拐犯2人に炸裂した!

「ぎゃあああああ〜っ!!」

「今よ、大神君!」「今よ、大神君!」

「了解です!――狼虎滅却・天下無双!!」


大神君の真刀滅却の刃が誘拐犯2人組の服を切り裂いた。

「〜〜いや〜ん」

「〜〜まいっちんぐ〜」

「〜〜きゃああっ!!」

「あはははっ!変なの〜!!」


誘拐犯2人の裸になでしこは目を塞ぎ、ひまわりは爆笑した。

「ふふふっ、少しは反省しましたか?」

「〜〜く…っ、こうなったら、最後の手段よ!サブロー!!」

「わかったわ!兄貴!!」


子分のサブローがふんどしに隠し持っていたスイッチを押すと、倉庫に設置されていた爆弾が次々に爆発し始めた。

「きゃあああ〜っ!!」

「フフン、ざまぁみなさい!――さぁ〜、逃げるわよ――!!」


――ガラガラガラ…!ズドーン…!!

爆発の衝撃で積まれていた木材が崩れ、炎に包まれながら入口を塞いだ。

「〜〜兄貴〜、入口が塞がれちゃったわ〜!!」

「〜〜んも〜、役立たずっ!!あんたなんかふんずけてやるっ!!」


犯人が逃げられなくなったのはよかったけど、このままじゃ私達全員…。

「〜〜他に出口はないの…!?」

「〜〜あそこだけみたいだよ…」

「〜〜待ってろ…!今、あたいの怪力で…――ゲホッゴホッゴホッ…!!」

「〜〜ごほっごほっ、け…、煙が…」

「〜〜あかん…。意識が朦朧としてきたさかい…」

「〜〜スネグーラチカ!!」


マリアの放った氷の銃弾も猛火の前ではすぐに溶けてしまった。

「〜〜く…っ、万事休すね…」

「〜〜このまま丸焼きになって死ぬなんて嫌デ〜ス!!美しい氷の彫刻になる方がまだマシデ〜ス!!」

「〜〜暑苦しいイタリア人ですわねぇっ!!少し黙ってて頂けませんこと!?」

「〜〜すみれ君、織姫君、今は喧嘩している場合では――!」


その時、アイリスが顔を強張らせ、怯えるように小さくうずくまった。

「アイリス、どうしたの…!?」

「〜〜寒い…。すごく寒いよぉ…」

「え…?」

「〜〜この火の海の中にいて寒いなんて、どういうこ――!?」


その時、天井に設置されていたスプリンクラーから突然水が放出された。

「こ、これは…!?」

「〜〜そんな馬鹿な〜!?ここのスプリンクラー、壊れてるんじゃなかったの〜!?」

「〜〜そ、そんなこと私に言われてもぉ〜ん」


スプリンクラーの水で鎮火されると同時に発生した水蒸気と煙に紛れて、かすみが青白い顔でこちらに向かって歩いてきた。

「かすみさん…?」

「〜〜違う…!その人、かすみお姉ちゃんじゃない…!!」

「え…っ!?」


かすみはなでしことひまわりの元へまっすぐ向かうと、2人の背丈に合わせて屈んで、にっこり微笑んだ。

「『――ねぇ、指輪を返してもらえるかな?』」

「え…?」


私は目を凝らして、よく見てみる。かすみの姿とダブって、違う女性の姿が見える…。全身びしょぬれで、青い瞳と金髪の外国人女性…。その幽霊がかすみに取り憑いているのだろう…。幽霊の割には表情が明るいように思えるけど…。

彼女の姿が霊力の高い花組の娘達にも見えたみたいだ。

「ど、どちら様なんでしょう…?」

「関係ありませんわ。取り憑いているのなら、追い払うまでです…!」

「〜〜ダメぇっ!!あの幽霊のお姉ちゃん、悪い幽霊じゃないよ…!」

「え…っ?」


かすみに取り憑いた幽霊がなでしことひまわりにも見えるのか、最初は怖がっていた2人だったが、ニコニコしている幽霊に次第に恐怖心が失くなっていったようで、不思議そうに顔を見合わせた。

「〜〜ひ、ひまわり…!」

「う、うん…!――指輪ってこれのこと…?」

「『そう、これよ…!やっと戻ってきたわ…。――どうもありがとう…』」


そう言い残し、かすみは気を失って倒れた。その直前に、かすみの体から幽霊が指輪を左手の薬指にはめ、嬉しそうな顔で出ていくのが見えた。

「〜〜い、一体なんだったの、兄貴…?」

「〜〜わ、わからないわ…。けど、邪魔されたことは確かなようね…!」


誘拐犯2人組は、気絶しているかすみを人質に取ると、ナイフを首に突きつけた。

「〜〜しまった…!」

「〜〜かすみさん…!!」

「動かないでっ!この女がどうなってもいいの…!?」

「〜〜卑怯な…っ」

「さぁ、早く逃げるわよ…!」

「OKよ!兄貴!!」


誘拐犯2人はかすみを人質に取ったまま、鎮火した鉄材の上をすばしっこく乗り越えて、倉庫の外に逃げ出した。

「〜〜船で逃げる気やで…!」

「させるかよ…!――行くぞ、皆!!」

「おーっ!」

「後は私達にお任せ下さい!」

「大神さん達はなでしこちゃんとひまわりちゃんを…!」

「わかった…!」

「頼んだわよ、皆!」

「気をつけてね…!」

「了解!」「了解!」


さくらとマリアは凛々しく敬礼すると、犯人達を追いかけていった。

それと入れ替わるように、誠一郎が私達に駆け寄ってきた。

「〜〜なでしこ、ひまわり…!大丈夫…!?」

「誠一郎…!?」

「どうしてここに…!?劇場に帰りなさいって言ったでしょう!?」

「〜〜ご、ごめんなさぁい…。けど、かすみお姉ちゃんが連れていってくれるって…」

「かすみが…?」

「もしかして、さっきの幽霊が…」

「えぇ、なでしことひまわりが持っていた指輪を取り戻しに来たついでに、私達を助けてくれたのね」


ふふっ、まさか幽霊に助けられる日が来るなんて思ってもみなかったけど…。

「ありがとう、誠一郎君。スプリンクラーを動かしてくれたのも誠一郎君なんでしょう?」

「う、うん…。かすみお姉ちゃんに言われてね…」

「うそ〜っ!?すっご〜い、誠一郎!!」

「偉かったわよ、誠一郎!」

「お前がいなかったら父さん達、どうなってたことか…。ありがとな」

「誠一郎、だ〜い好き!」

「えへへ…」


ふふっ、誠一郎ったら…。よく頑張ったわね!偉い、偉い!

その後、オカマの誘拐犯2人組も花組によって無事に捕まり、逮捕された。同時にかすみも無事に保護された。

事件が無事に解決したので、私達は意気揚々と大帝国劇場に帰還した。

「――落とし物をネコババしたり、知らない人の車に乗ったり…。そういうことはしちゃいけないって、前から約束してたわよね?」

「〜〜乗ったんじゃないもん!乗せられたんだも〜ん!」

「同じことです!お母さん達が助けに行けたからよかったけど、下手したら、死んじゃったかもしれないのよ?」

「誠一郎もそうよ!危ないから行っちゃ駄目って母さん、言ったわよね?」

「〜〜ごめんなさぁい…」

「ぶ〜、でも、火が消えたのは誠一郎のお陰じゃん!」

「子供が口応えするんじゃありません!」

「まぁまぁ、あやめさんもかえでさんも…。3人とも反省しているみたいですし…。こうして皆、無事だったわけですから、いいじゃないですか」

「……まぁ…、それもそうね…」

「わ〜い!パパ、だ〜い好き!!」

「大好き〜!!」

「ありがとう、父さん!」

「ふふっ、まったく…、大神君は甘いんだから」

「ハハ、今日は3人ともよく頑張ったもんな…!」

「ふふっ、さぁ、もう遅いから寝なさい――」


私とあやめ姉さんは、子供部屋である屋根歌部屋で子供達3人を寝かしつけた。

「――ふふっ、この子達も日に日に成長していってるのね。今日のことでよく思い知らされたわ…」

子供達も寝ついたし、ここからは大人の時間…。

せっかくのバレンタインの夜だから、私も大神君と一緒に過ごしたいけど…。〜〜今夜はあやめ姉さんの番ですもの…。仕方ないわよね…。

「…あとは私に任せて、大神君の部屋に行ってくれば?〜〜今晩は姉さんの番なんだし…」

「ふふっ、言葉とは裏腹に随分、不服そうな顔だけど?」

「〜〜当たり前でしょ…!?私のことなんて気にしないで…。……今日は色々、姉さんに申し訳ないことしちゃったし…ぶつぶつ…」

「ん?なぁに?」

「〜〜何でもないわよっ!ほら、さっさと行ったら?」

「いいわよ。じゃあ、今夜は一緒に行きましょうか?」

「え…?ど、どうして…」

「ふふっ、だって、今夜は3人で楽しみたい気分なんですもの♪」

「〜〜な…っ!?何言ってるのよ…!?」

「こぉら、大きな声出さないの!まぁ、あなたが断るなら仕方ないけど…」

「〜〜こっ、断るなんて言ってないでしょ…!?――私も一緒に行きたい…」

「ふふっ、良い子ね〜♪さぁ、早く行きましょ!」

「〜〜んもう、絶対からかってるでしょ…!?」


私は子供達を起こさないように静かにドアを閉めた。

「ほら、早く行きましょ…!」

「〜〜同情なんかいらないわよ?」

「ふふっ、素直にありがとうって言いなさい♪」


私は姉であり、ライバルでもあるあやめ姉さんと手を繋ぎ、一緒に隣の隊長室に向かった。

そういえば、手を繋いだなんて、子供の時以来かも…。ふふっ、それにしても姉さんったら楽しそうね…。あの薬が惚れ薬じゃなくて、本当よかった…。もし、あのまま大神君を一人占めしていたら、あやめ姉さんのこの笑顔が見られなくなってしまったかもしれないもの…。

――コンコン!

「大神く〜ん、起きてる?」

「あれ?今日はご一緒にどうされたんですか?」

「ふふっ、今日はバレンタインですもの。姉妹仲良く幸せを共有しようと思ってね!」

「私もかえでもあなたへの愛は同じくらい大きなものですもの。今夜は私達2人の愛、同時に受け止めてくれるわよね?」

「だから、今夜は3人で…ね♪」

「あやめさん、かえでさん…。〜〜ごくっ…。――うおおお〜っ!!」

「きゃ…っ!」「きゃ…っ!」


大神君は私とあやめ姉さんを両腕で抱えると、そのままベッドにダイブした。

「あやめさん、かえでさん、チョコのお礼、受け取って下さいね…!」

「ふふっ、今夜のあなたもとっても素敵よ、大神君!」

「今夜もうんと愛してね、大神君!」


勝ち負けなんて関係ない。大神君は私と姉さんをこんなにも愛してくれてるんですもの…!

ふふっ、来年のバレンタインは姉さんと一緒に手作りチョコに挑戦してみようかしらね♪

大神×かえで編、終わり


あとがき

バレンタイン特別短編小説・全5編のうちの第2弾!「大神×かえで」編です!!

あやめ姉さんに負けないように奮闘するかえでさんを描いてみました!

誘拐犯が何故オカマになってしまったかの真相をご理解頂けたかと思います(笑)

かえでさんの話になると、何故かセクシーシーンを多めに描いてしまいます…(笑)

大神さんとのラブラブシーンに萌えて頂けたら幸いです!

次回、第3弾「なでしこ&ひまわり&誠一郎」編もお楽しみに!

バレンタイン当日の子供達それぞれの奮闘ぶりに注目です!誘拐事件の真相も明らかに…!!


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