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バレンタイン記念・特別短編小説
「バレンタイン・デーの一日」大神×かえで編〜その1



今日は2月14日。

女が一年で最も男に欲情する日。そして、醜い嫉妬にかられて悩む日。

「――あぁ〜ん、大神くぅ〜ん」

朝から私・藤枝かえでは、隊長室のベッドで愛しの大神君と激しいセックスをしていた。

昨晩は、第二夫人である私が旦那様である大神君と夜の営みをする番だった。だから、第一夫人のあやめ姉さんに邪魔されることなく、朝までは心置きなく、存分に愛し合っていられる。

「ふふっ、とっても素敵だったわ、大神君」

「俺もですよ、かえでさん。朝からサービス満点でしたね」

「ふふっ、今日が何の日か忘れてるでしょ?」

「え?」

「ふふっ、もう仕方ない子ねぇ。――いいわ。もう一回したら、思い出すかもしれないしね…」

「〜〜か、かえでさん…、そろそろ皆、起きる時間ですよ…?」

「ふふっ、ダ〜メ!これは命令よ、大神君!」

「はは…、了解」


私は大神君に積極的にキスすると、彼の裸体に騎乗位になって、セックスを再開した。

「かえでさん、とっても可愛いですよ。そんな顔されたら、もっといじめたくなっちゃうな」

「あっ、ダメぇ、大神君…っ!」


大神君は私をベッドに横たわらせると、今度はいつものように自分が責めに徹した。

「あぁ〜ん、いいわぁ!最高よ、大神くぅぅ〜ん…!!」

「く…っ、かえでさん…!」

「あああああああっ!!はぁっ、はふっ、ふふふっ、大神君ったら、とっても素敵よ…!」


私は息を乱しながら、もう一度大神君の上に乗って、夢中で彼の唇に吸いついた。

「はぁはぁ…、ふふっ、いい加減何の日か思い出したでしょ?」

「今日は2月14日ですよね…?――あっ、そうか…!今日はバレンタイン・デーですね」

「あうん…っ!ふふっ、当たりよ。今夜は、とろけるようなチョコレートと私を召・し・上・が・れ♪チュッ!」

「はは…、ありがとうございます。しかし、今夜は…」

「――ごめんなさいね、かえで。今夜のお相手は私ですもの」


〜〜ムッ、その声は…!?

私は嫌な予感がして、声の聞こえたドアの方を振り向いて思い切り睨みつけた。案の定、あやめ姉さんがニコニコ余裕の笑みを浮かべて立っていたのだ…!

「あら、だって毎晩交互に大神君と過ごす決まりでしょ?たまたまバレンタイン・デーの今夜が私の番なんだから、仕方ないじゃないの。昨晩は邪魔しないであげたんだから、今晩は姉さんに譲ってくれるわよね?」

「〜〜そ、それは…。――大神君は私とあやめ姉さん、どっちと今晩過ごしたいの…!?」

「〜〜いぃっ!?え…、えっと…」

「こぉら、かえで!大神君が困ってるでしょ?結婚する時に3人で決めたわよね、夜の営みの順番はどんなことがあっても守るって?」

「〜〜う…っ、そ…、そうだけど…」

「ふふっ、聞き分けの良い妹で姉さん、嬉しいわ。――大神君、今日はなでしことひまわりと一緒に手作りチョコを作るから、楽しみにしててね!」

「本当ですか?ありがとうございます、あやめさん…!あやめさん、料理上手だから楽しみだな…!」

「〜〜ムッ!」

「ふふっ、大神君の為に張り切っちゃうわね!――そうだわ。かえでも一緒に作らない?」


〜〜あやめ姉さんったら、私が料理できないの知ってて、わざとそういうこと言ってくるんだから…!

「〜〜結構よっ!!フンッ!」

と、イライラが頂点に達した私は服を乱暴に羽織り、隊長室を後にした。

「あ、かえでさ――!」

「大神くぅ〜ん、私にもキスしてぇ〜」

「あ、あやめさん…。ごく…っ」


〜〜あやめ姉さんの嬌声があてつけてくるように聞こえてくるわ…。

〜〜く…っ、皆が起きてくる時間まで大神君は私だけのものだったはずなのに、邪魔してくれちゃって…!順番を守らないのは姉さんの方じゃないのよ…っ!

「――お母さん、遅いわね〜」

「ね〜?何やってるんだろ?」


廊下に出ると、なでしことひまわりがいた。〜〜姉さんったら、娘達放って何やってんのよ…?

「あっ、かえでおばちゃん、おはよ〜!」

「おはようございま〜す!」

「おはよう。ママは当分出てきそうにないから、誠一郎とでも遊んでらっしゃい」

「でも、ここで待っててって言われましたから…」


〜〜まったく…、こんな健気な娘達を寒い廊下に放置してるなんて虐待よね…!

「――あぁ〜ん、愛してるわ、大神くぅ〜んっ!!」

「あやめさん…!俺も愛してます…!!」


〜〜あ〜、駄目だわ!これ以上ここにいると、余計イライラしちゃう…!!

「〜〜まぁ、好きにすれば?あの様子じゃ、2〜3時間は出てこないと思うけどね…っ!」

「え〜!?ママ、パパと何してるの〜?」

「ふふっ、自分達の目で確かめてみれば?じゃあね〜」


と、私はなでしことひまわりにこれ以上イライラをぶつけないよう、早めにその場を後にした。

「〜〜かえでおばさん、何だか怒ってたわね…」

「ママと喧嘩でもしたのかなぁ?」


〜〜あ〜、邪魔された悔しさと途中でやめられた欲求不満で、頭がどうにかなりそうだわ…っ!!

中庭で外の空気でも吸って、心を落ち着かせてこようかな…。

「――あっ、おはよう、母さん!」

中庭に行くと、私と大神君の息子の誠一郎が犬のフントと遊んでいた。

「ねぇ、父さん、知らない?今日、キャッチボールする約束してるんだ〜!」

「お父さんなら、部屋であやめおばちゃんとイチャついてるわよ」

「…?イチャついてるってなぁに?」

「〜〜ハァ!?」

「〜〜ひ…っ!?」


自分の息子であるにもかかわらず、私は誠一郎を思い切り睨みつけてしまった。

「〜〜か、母さん…、またあやめおばちゃんと喧嘩でもしたの…?」

「ふふっ、やぁねぇ。そんなことないわよ〜」


――あっ、いいこと思いついたわ…!

「そうだわ、誠一郎…!そういえば、お父さんもあなたを探してるみたいだったわよ?キャッチボールの準備して部屋で待ってるからって言ってたから、早く行ってあげなさいな」

「え…?でも今、父さん、あやめおばさんと一緒にいるんでしょ?」

「ほほほほ…!やぁねぇ。そ〜んなのぜんっぜん気にしなくていいのよ!あやめおばちゃんが強引に部屋に入ってきたものだから、お父さんも困ってたみたいよ?お父さんを助ける為にも、今すぐ行ってあげなさい!入る時は、できるだけ思い切り入っていくのよ?いいわねっ!?」

「〜〜わ、わかった…。思い切り…だね?」

「ふふっ、良い子ね〜、誠一郎♪」


ふふっ、誠一郎に邪魔されたら、あやめ姉さんもさすがに文句は言えないわよね…!我ながらナイスアイディアだわ…!!

さ〜て、気分も良くなってきたし、食堂で朝ご飯でも食べてこようかしらね!私は食堂で洋風定食を注文し、蒸気テレビジョンがよく見える席を確保した。

『――チョコといえば、やっぱり手作り!あなたの気持ち、愛しの彼に伝えちゃお♪』

今日はバレンタイン・デーだから、どのチャンネルでやっているCMもチョコレート関連のものばっかり…。しかも、今年は手作りを贈るのが流行りらしく、さっきから各製菓会社のCMで、人気女性芸能人が手作りチョコを作るというコマーシャルがこまめに流れてくる。

〜〜まったく…、料理が苦手な女達への嫌がらせのつもりかしら…?

『――あの人に想いを届けたい…。ちょっぴりリッチ志向なあなたに『銀座洋菓子店・タカナシ』のチョコレートです』

あっ、『タカナシ』のお菓子って美味しいのよね。大神君もあそこのお菓子好きだって言ってたし、買うとしたらあそこのがいいかしらね。

『――チョコレートと一緒に私も食・べ・て♪』

今やったCMを自分と大神君に置き換えてみる。

『――ねぇ大神君、チョコレートと一緒に私も食・べ・て♪』

『うおおっ!!頂きます、かえでさん…!!』

『大神くぅ〜ん、かえでの市販チョコなんかより、私の手作りチョコを食・べ・て♪』

『て、手作り…!!――頂きます、あやめさん…!!』

『ふふっ、ついでに私も召・し・上・が・れ♪』


〜〜あ〜、駄目だわ…。こうなると、妄想でも悪い方に考えちゃう…。

……あやめ姉さん、そろそろチョコを作り始めた頃かしら…?厨房はすぐそこだし、ちょっと様子を見てみようかな…?

「――ママ〜、早く作ろ〜!」

「ふふっ、はいはい」

「まずは何するの?」

「チョコを溶かして、型に流し込むのよ。生クリームや洋酒も少し加えてみましょうか。やけどするといけないから、ママと一緒にやりましょうね」

「わ〜い!」

「ねぇ、お母さん、トッピングはこれがいいかしら?」

「うん、とっても可愛いわね。なでしこは良いセンスしてるわね」

「えへへっ」


厨房で、あやめ姉さんがなでしことひまわりと一緒にきゃぴきゃぴとチョコレートを作っている。〜〜ハァ…、いいわねぇ。親子で手作りか…。私も混ぜてもらって、4人からプレゼント!…っていうのが一番簡単なんでしょうけど、そんなんじゃ私の気持ちが全然込もってないし…。

こうなれば、私も手作りチョコに挑戦してみようかしら?〜〜でも、絶対にあやめ姉さんのと比べられて、大神君に幻滅されるのがオチよね…。

「――あっ、かえでおばちゃんだ〜!」

〜〜ギクッ!!ひまわりがこっそり見ていた私に気づいたみたい…。

「あら、かえで、どうしたの?」

「〜〜べ、別に…。通りかかっただけよ」


〜〜いちいち聞かなくてもわかってるくせに…。本当、姉さんってば根性悪なんだから…。

「かえでおばさんも一緒に作りませんか?」

「お料理、楽しいよ〜!」

「〜〜私はいいわ…。親子水入らずで気兼ねなく作って頂戴。ほほほほ…」


と、私は逃げるように食堂に戻った。

なでしことひまわりには悪いけど、これは私とあやめ姉さんの真剣勝負…!!敵に丸めこめられるわけにはいかないわ…!!……と言っても、こっちにはこれといった作戦がないのよねぇ…。

私がうんうん唸りながら定食を食べていると、キネマトロンが鳴った。

――あら…?ラチェットからだわ…!

「ラチェット、どうかしたの?」

「Hi、かえで。バレンタインの調子はいかがです?」

「〜〜わざわざ嫌味言う為にかけてきたわけかしら?」

「ふふっ、そんなことだろうと思ってましたわ。今年のチョコは手作りに挑戦するおつもりかしら?」

「そういうラチェットこそ、今年こそは手作りなんでしょ?」

「……」

「……」

「〜〜同志ですわね…!!」

「〜〜えぇ、同志ね、私達…!!」


あぁ、よかった…!私に負けず劣らず料理が苦手なラチェットがいて、ちょっとホッとしたわ。

「それで、かえでは何かオプションはお付けになるのかしら?私は大河君と高級ホテルでディナーしようと思っておりますの」

「フッ、金持ちはいいわね〜」

「あら、あなただって東洋一の劇場の副支配人代理ですもの。そこそこ稼ぎはあるのでしょう?」

「〜〜あんた、やっぱり嫌み言う為にかけてきたんでしょう?」

「ふふっ、sorry、そう聞こえたのなら謝りますわ。う〜ん、手作りじゃないということは高級チョコでも買うおつもりかしら?」

「えぇ、銀座にある『タカナシ』って店のチョコを買おうと思って。ふふっ、そうねぇ。オプションを付けるとしたら、私自身かしら♪」

「〜〜ぷ…っ」

「〜〜んな…っ!?笑ったわねぇっ!?言っておくけど、私は大神君と結婚して子供もいるんですからね!?未婚のあんたよりは格が上なのよっ!?」

「ふふっ、はいはい。でも、大神隊長はやっぱり、あやめの手作りチョコの方がお喜びになるんじゃないかしら?男の子は女の手料理に弱いですから」

「〜〜そういうあんただって、料理下手なくせに」

「〜〜だから何かしら?私は誰かさんと違って、逃げずにちゃんと手作りチョコをプレゼントしますもの…っ!」

「ふふっ、毒入りのチョコなんて食べさせたら、双葉お義姉様が黙っちゃいないわよ〜?」

「〜〜毒なんて入れませんわよっ!!」

「ふふっ、あんたが作る場合、入れなくても同じ味がするのよ」

「〜〜あなただって、他人のこと言えないでしょう!?」

『――う〜ら〜め〜し〜やぁ〜…』


その時、突然、キネマトロンにノイズが走った。不気味な女性の声のような雑音が聞こえてきたのである。

「〜〜な、何…?今の…」

「さぁ?浮幽霊でも通ったんじゃないかしら?キネマトロンとキャメラトロンは蒸気で霊力反応を探知する機械ですもの。幽霊の声が入っても、別に不思議ではないと思いますが?」

「〜〜そ、そういうものなのかしら…?」


〜〜あんなはっきり、しかも古典的な幽霊の台詞が聞こえたのは初めてだけど…。まぁ、いいか。キネマトロンの調子はもう戻ったみたいだし…。

「――あっ、大河君、いいところに来たわ〜!」

と、ラチェットは乙女の声をあげながら、いきなり電源を切った。

〜〜一体、何がしたかったのよ、あの娘は…?同じ料理下手という悩みを抱えている私の動向が気になったのか、それとも相談でもしたかったのか…。ふふっ、まぁいいわ。完全無欠なラチェットも今日ばかりは奮闘していることを知って、私も勇気がわいたし…!

『――大神隊長はやっぱり、あやめの手作りチョコの方がお喜びになるんじゃないかしら?男の子は女の手料理に弱いですから』

〜〜そんなことは百も承知だってば…。だから、こうして悩んでるんじゃないの…。

〜〜そういえば、まだ根本的な解決には至ってないのよね…。料理上手な姉さんの手作りチョコより上をいくチョコなんて、私に用意できるのかしら…?

「――お困りのようですねぇ、副支配人代理」

いつからいたのか、私の背後に薔薇組の3人が立っていた。

「……なんだ、君達か…」

「〜〜キ〜ッ!!何なの、そのリアクションは!?」

「せっかく、帝都の地下から仕入れた耳寄り情報を教えてあげようと思いましたのにぃ〜」

「耳寄り情報…?」

「ふふっ、ラチェットちゃんとの会話、聞かせてもらったわよ〜ん!かえでちゃんってば、あやめちゃんと差をつけられてしまうんじゃないかってドキドキしているみたいね〜」


〜〜うっ、今の話をよりによって薔薇組に聞かれてたなんて…。

「ご安心を。他の者に話したりなんていたしませんわ。――まぁ、私達の作戦に乗ってくれたらの話ですけれどねぇ」

「…それって、脅迫のつもりかしら?」

「そんな…!私達は代理の味方をしたいだけなんですよ〜!!」

「地下から仕入れた耳寄り情報さえあれば、一郎ちゃんはかえでちゃんにメロメロよ〜ん♪」

「大神君が私に…?」

「フフッ、やはり食いついてきましたね」

「さすが琴音さん、作戦通りですね〜!!」

「〜〜う…っ、……ゴホン…!何を企んでいるのか知らないけど、その耳寄り情報っていうのだけ教えてくれないかしら?」

「フフッ、ここではお話できませんわ。続きは地下にて――」

「――あ、そう。なら、いいわ」

「〜〜えぇっ!?」

「〜〜すんごい情報なんですよ!?聞かなかったら、絶対後悔しますよ〜!?」

「別にいいわ。あなた達の部屋に行ってるほど私は暇じゃないのよ」

「〜〜ひどいわ、ひどいわぁ〜!私達は涙をのんで、一郎ちゃんとかえでちゃんの仲を応援してあげてるというのに〜!!」


〜〜あ〜、面倒くさい3人組ね…。私はまだ食事中だっていうのに…。

「〜〜フッ、仕方ありませんねぇ…。副支配人も厨房からいなくなったみたいですし、特別にここで教えて差し上げましょう」

〜〜だったら、さっさと教えろっつーの!

「私達・薔薇組が仕入れた地下情報。――それはこれよ〜っ!!」

薔薇組隊長の琴音は私に怪し気な薔薇色の液体が入った小瓶を渡した。

「〜〜何なの、これ…?」

「私達が極秘ルートで地下市場から仕入れた秘薬です…!」

「これをチョコにかければ、もう一郎ちゃんはかえでちゃんだけのモ・ノ!あやめちゃんには見向きもしなくなるわよ〜?」

「〜〜それって、要は惚れ薬…ってことかしら?」

「まぁ、簡単に言ってしまえばそういうことになるわね」

「でも、安心して下さいね!体に全く害は及ぼさないそうですから」

「フッフッフ…、欲しいでしょう〜、この秘薬が?どう〜!?どう〜!?」

「〜〜別にそこまで追いつめられてないんだけど…。私、大神君と結婚して、子供も産まれたし…」

「あら〜ん、でも、肩書きは第二夫人なのよ〜ん?」

「これを大神さんに飲ませれば、第一夫人の座も夢ではありませんよ…!?」


〜〜うっ、そ、それを言われると弱いのよね…。確かに大神君が私一人を愛してくれるようになったら嬉しいけど…。

「…それで?私がそれを買う代わりにあなた達は何が欲しいの?」

「ふふっ、さすがは代理!物事の摂理がよくわかってらっしゃるわ…!」

「お代は頂きません。その代わり、私達を次回公演の主役にして下さい!」

「〜〜は…?」

「演目は『アラビアのバラ』ならぬ『アジアの薔薇族』…!」

「もちろん、男同士の恋愛がテーマよ〜ん」

「それからそれから〜、大神さんも舞台に出して下さいね!きゃ♪」

「〜〜ま…、まぁ…いいわ…。それで手を打ちましょう…」

「きゃ〜!ありがと〜、かえでちゃん!!」

「やりましたね〜、琴音さん!!」

「地下での暗い生活を強いられてきた私達が遂に…、遂にスポットライトを浴びる時がやってきたのね〜!!」


〜〜まぁ…、一度くらい毛色の違う作品を上演してもいいわよね…?丁度、次回公演を何にするか大神君と姉さんと話し合っていたとこだったし…。〜〜まぁ、大神君が承認するかどうかはわからないけど…。

――さて…、もらったはいいものの、この惚れ薬、どうしようかしら…?本当にこんなものが効くのか疑わしいけど、せっかくもらったんだし、試してみる価値はありそうね。

ふふっ、覚悟なさい、あやめ姉さん!大神君の第一夫人の座は今日から私が頂くわ…!!


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