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藤枝あやめ誕生日記念・特別短編小説
「あやめと執事・大神の素敵な一日〜Happy birth day!〜」



『――ピピピピ…!朝やで〜!朝やで〜!』

7月31日、午前6時30分。いつものように、紅蘭の発明品『目覚ましくん』のアラームが部屋に鳴り響いた。

昨日、遅くまで報告書をまとめていたので、まだ少し眠い…。私は布団の上でけだるく伸びをし、寝がえりを打った。

「あやめさん、起きて下さい。朝ですよ」

少しして、耳元で大神君の優しい声が聞こえてきた。もう起きてたんだ。いつもなら、私の方が早く目を覚ますことが多いのに…。でも、こうやって起こされるのも何だか心地良い。

私は小さくあくびすると、ゆっくり体を起こした。

「おはようございます、あやめさん」

「おはよう、大神君――?」


私は目の前で正座している大神君を見て、一気に眠気が覚めた。彼がいつものもぎり服ではなく、黒のベストに礼服という、まるで貴族に仕える執事のような格好をしていたからだ。

「お、大神君…?その格好って…」

「その…、見ての通り執事です、一応…」


私の反応を予測できていたのか、大神君ははにかみながら微笑んだ。

「ふふっ、なぁにそれ?罰ゲームか何か?」

「いえ、服装以外は俺の意思でして…、その…、――お誕生日、おめでとうございます!」

「え…?あ〜、そうだったわね。今日は私の…!」

「はい!今日・7月31日はあやめさんの誕生日ですよね?これは俺からのプレゼントです。今日一日、執事としてあなたのお世話をさせて頂くことになりました」

「ふふっ、それでそんな格好してるのね?」

「はは…、さくら君達に話したら、アイリスがどうしても着てみろって貸してくれたんです…。〜〜やっぱり似合わないですよね…?」

「そんなことないわ。とっても素敵よ。ふふ、一段とハンサムに見えるわ」

「はは…、あやめさんは優しいですね」


私に言われて、照れてるみたい。ふふっ、相変わらず可愛いんだから。

「じゃあ、執事さんとして、今日一日何でも言うこと聞いてくれるのね?」

「はい!――なんなりとお申し付け下さい、ご主人様」


大神君はひざまずき、私に微笑んだ。すると、私の胸の鼓動は高鳴り、嬉しさと恥ずかしさで頬は紅潮した。服が違うからだろうか?いつも以上に品があって素敵に見える。馬子にも衣裳って言ったら、失礼だけど…。

そういえば、『執事喫茶』というものが秋葉原で流行っていると由里から聞いたことがある。もし、大神君が店員さんでいたら、私もハマっちゃうかもしれないわね…。

「今日はせっかくの休演日ですからね。行きたい場所とかやりたいこと、何でもおっしゃって下さい。ご希望に沿えるよう、頑張ります!」

「そうねぇ…。う〜ん…、いきなり言われても思いつかないわ…。お任せってできる?」

「お任せコースですね!かしこまりました!」


〜〜コ、コースって…?大神君に入れ知恵したのは絶対由里だと思う…。

大神君が意気揚々とカーテンを開けると、窓から眩しい陽光が差し込んだ。夏真っ盛り。今日も暑そうだけど、何だか素敵な一日になりそう…!

午前6時45分。洗面台で顔を洗う私に執事の大神君はタオルを差し出してくれた。

「ふふっ、ありがとう、大神君」

「執事ですからね。さぁ、大浴場へご案内致します。こちらへどうぞ」


ドアを開けてくれたり、階段を上る時に手を引いてエスコートしてくれたり…。大神君は普段から気配り上手な子だから、さりげなくスマートにこなしてしまう。こういう仕事にも向いてるかもね。

午前7時00分。誰もいない大浴場で私はのんびり朝風呂に入った。

「お湯加減はいかがですか?」

「丁度いいわ。ふふっ、さすがは有能な執事さんね」

「はは、そんなことありませんよ。着替え、ここに置いておきますね」


大神君は完全に執事になりきって、ドア越しに語りかけてくれる。でも、この広い浴室に一人ぼっちっていうのも寂しいな…。よくわからないけど、執事って主人と一緒に入らないものなのかしら?

「ねぇ、執事さんも一緒に入らない?気持ち良いわよ?」

「俺はいいですよ。色々やることがありますから」

「…主人の命令でも?」


私は湯船から上がり、ドアを少し開けて大神君に微笑んだ。大神君はタオルを巻いた私の体に照れているようだ。ふふっ、こういうとこは普段のままなのね。

「ふふっ、私、執事さんと一緒に入りたいな。今日はずっと傍にいてくれるって言ったでしょ?」

「はは、わかりましたよ。ご主人様のお望みとあらば…」


大神君はワイルドに礼服を脱ぎ、自分もシャワーを浴びる。その様子を私は湯船につかりながら眺めている。とてもセクシーで、ドキドキしちゃうわ…。

広い浴室には私達しかいない。誰にも邪魔されずに2人きりになれることってほとんどないから、やっぱり嬉しい。

「ねぇ、私の体、あなたが洗ってくれるんでしょ?」

「〜〜いぃ…っ!?」

「あら、主人の言うことは何でもきくものよ?これは命令よ、大神君!」

「そ…、それは嬉しい命令ですが…」


大神君にエスコートされて、私は湯船から出た。濡れて艶めかしく光る私の裸を見て、大神君は待ちきれないように少し強引にキスをしてきた。

「ふふっ、駄目よ。早く体洗って頂戴」

「そういう意味で命令したんでしょう?」

「もう、エッチな子ね、大神君は。ちゃんと従わないと、クビにするわよ?」

「〜〜も、申し訳ございません…」


大神君はヘチマを石鹸で泡立て、私の体を洗い始めた。私の肌を傷つけないように優しく丁寧に洗ってくれる。興奮しているのか、ちょっと鼻息が荒くなっているところもまた可愛い。

「そういえば、混浴なんて久し振りですね」

「そうね。あの時は確か、あなたが私の入浴を覗いて…」

「〜〜う…っ、そ、そうでしたね…。……反省してます…」

「ふふっ、別に怒ってないわよ?でも、あの時は私の裸見るだけであんなに照れてたのに…。大人になったのね、あなたも」

「あやめさんのお陰ですよ。俺に色々教えてくれましたから…」

「ふふっ、もう…。でも、こんなところかえでに見られたら、また嫉妬されちゃうわね」

「はは、そうですね。でも、今日はあやめさんの誕生日ですから、許してくれるんじゃないですか?」

「さぁ、どうかしらね?」


大神君はひととおり私の体を洗い流すと、続けて髪を洗う為に私の髪留めを取った。私のパーマがかった長い髪がふぁさっと下りる。髪を下ろした私を大神君は黙って見つめ、頬に触れてきた。

「その髪…、今でもあなたが降魔になった時のことを思い出します。あなたが帰ってきてくれた時、どれだけ嬉しかったことか…」

泣きそうな瞳で見つめてくる大神君を私はぎゅっと抱きしめた。

「そんなに悲しそうな顔しないで?もうどこにも行かないから大丈夫よ」

「これは嬉し涙ですよ…」


感情が昂ぶり、大神君と私は再び口づけを交わした。

「ちょ…っ、髪が洗えませんって…」

「ふふっ、もうちょっとだけ…」


私が積極的にキスを再開すると、大神君も応えてくれた。大神君は私をタイルの床に寝かせ、私の体を再び洗い始める。今度はヘチマではなく、自分の両手に石鹸をつけて、直にだ。

「せっかくですから、もう少し体の方も洗っておくことにします」

「ふふっ、お願いするわ、執事さん」


大神君はゆっくり、確実に私の触れてほしい箇所に触れ、手で洗っていく。大神君に触られる度に熱い吐息が漏れ、私の嬌声が大浴場に響き渡る。

「素直に最初からこうしてほしいって言えばいいのに」

「口で言わなくても、あなたならわかってくれると思って…。ふふっ、私のこと、何でもお見通しなのね」

「当たり前ですよ。俺の奥さんですからね」

「あら、かえでもあなたの奥さんでしょ?」

「あ…ははは、けど、あやめさんとの方が付き合い長いですし」


大神君はいつも、私がこうしてほしいと言葉に出さなくても、ちゃんと私の気持ちを読み取って、期待に応えてくれる。仕事の面でも恋愛面でも私のかけがえのないパートナーだ。

風呂場にこもる熱気と大神君からの愛で頭がぼんやりしながら、やがて私は大神君と一つになった。泡が付いている私の体に覆いかぶさり、大神君の体にも泡が付着していく。

「ふふっ、泡だらけになっちゃうわよ?」

「後で流せばいいですよ」


オオカミさんに豹変した大神君は、執事としてあまり感情を顔に出さないながらも、体は激しく私を求め、愛し、満足させてくれる。

「あまり声出すと、外に聞こえてしまいますよ?」

私の嬌声がこれ以上大浴場に響くのを阻止するように、大神君はキスという形で私の唇を塞いだ。とろけるような熱くて甘いキスに私は酔いしれ、大神君の頭に手を回し、夢中で唇を奪われ続ける。途中で誰かが入ってくる可能性は十分にあったが、そんなことはどうでもよくなっていた。今、大好きな大神君から存分に愛されれば、それで…。

午前9時00分。お風呂から出て部屋に戻ってきた私の髪を、大神君は紅蘭の発明した『かわかすくん』という熱風の出る機械で乾かしてくれた。

「気持ち良かったですか?」

「えぇ、お風呂もあなたも最高だったわ」

「はは…、あやめさんも可愛かったですよ」

「ふふっ、大神君ったら…」

「今、飲み物用意しますね。麦茶でいいですか?」

「そんなに気を遣わないで?せっかくお風呂入ったのに、また汗かいちゃうわよ?」

「いいんですよ。あなたに喜んで頂ければそれで」


大神君は執事らしく振舞い、張り切って私をお世話してくれている。嬉しいんだけど、そんなに頑張らなくてもいいのにって、ちょっとかわいそうに思えてきちゃう…。使用人を扱う経験がないからなんだろうけど、性格的に私って女主人に向いてないのね、きっと…。

「今日のお召し物はこちらでございます」

大神君が持ってきてくれたのは、色とデザインが落ち着いた大人のドレスだった。

「まぁ…!これ、どうしたの?」

「すみれ君からのプレゼントですよ。あやめさん、あまり洋服を持ってないからって」

「そう…。皆、私をお祝いしてくれてるのね」

「夕方から誕生日パーティーをやろうって、さくら君達、今、張り切って準備してるんですよ。それまで今日は何でも好きなことしていて下さいね」


何だかとっても嬉しい…。思いやりの溢れた素晴らしい仲間に囲まれて、私って幸せ者なんだなって改めて実感できた。

「では、着替えましょうか。俺も手伝いますよ」

「ふふっ、ありがとう」


午前9時30分。身支度を整えた私は、朝ごはんを食べようと大神君と食堂に向かうことに。

「こちらへどうぞ」

執事姿の大神君に私はドレス姿でエスコートされる。まるで映画のワンシーンみたいだ。

「いらっしゃいませ〜!」

食堂に入ると、小さくて可愛い2人のメイドさんとぶかぶかのコック帽を被った小さいシェフが出迎えてくれた。大神君と私の双子の娘・なでしことひまわり、そして、大神君とかえでの息子・誠一郎君だ。

「お待ちしておりました〜!どうぞお座り下さい!」

誠一郎君が引いてくれた椅子に座ると、なでしことひまわりが朝食プレートを運んできてくれた。バターが付いたトーストにハムエッグの洋食プレートだ。

「これ、なでしことひまわりが作ったんですよ」

「まぁ、すごいわねぇ…!」

「僕はねぇ、このテーブルとナプキンをセットしたんだよ!」

「うふふっ、誠一郎君もありがとう」

「えへへっ、お母さん、お誕生日おめでとう!」

「おめでと〜!」

「おめでとう、あやめおばちゃん!」

「ふふっ、ありがとう。お母さん、とっても嬉しいわ」


親の誕生日を祝ってくれる歳になったなんて…。子供達の成長ぶりに思わず涙ぐんでしまった。

私とかえでは、ほぼ同時期に大神君の子を妊娠して、私は双子の娘のなでしことひまわりを、かえでは息子の誠一郎君を出産した。だから、日本の法律では認められていないが、大神君と私とかえで、そして3人の子供達は一夫多妻制の家族である。

この制度を提案したのは私だが、正直言うと最初は少し抵抗があった。大神君は私とかえでを平等に愛してくれている。だけど、本当は独占したい。それはかえでだって同じはずだ。現に大神君とかえでが一緒にいると、今でもヤキモチを妬いてしまう…。けど、大帝国劇場の一つ屋根の下で家族6人、そして花組とも共同生活をしているので、毎日がとても賑やかで楽しい。今では誠一郎君のことも本当の息子のように思えるまでになった。夫の大神君、妹のかえで、そして子供達は私のかけがえのない宝物だ。

午前10時30分。朝食を食べ終えた私は部屋に戻り、大神君から肩やふくらはぎのマッサージを受けることにした。

「う〜ん、気持ちいい…!とっても上手よ」

「ありがとうございます。カンナから色々指導してもらったんですよ」

「ふふっ、そう…」


ベッドの上にうつ伏せに横になり、気持ち良くてうとうと眠ってしまいそうだ。

「…私だけこんな贅沢してていいのかしら?」

「誕生日の日くらいいいじゃないですか。こんなに肩も凝ってるんですし、たまには俺達に甘えてのんびりしないと、体がもちませんよ?」

「ふふっ、そうね。仕事と子育てを両立させるのって大変だし…。でも、毎日とっても楽しいわ。花組も子供達も可愛いし…。ふふっ、あなたのお陰よ、大神君。私に家族を作ってくれて、ありがとう」

「俺の方こそ感謝してます、あんなに可愛い子供達を産んでくれて…。結婚して、親になって、初めて学んだことがたくさんあるんです。その喜びを教えてくれたのは、あやめさんとかえでさんですから…」

「大神君…」


コンコン…。ノックする音が聞こえたと思ったら、かえでが部屋に入ってきた。

「あら、かえで。おはよう」

「どう?執事さんは頑張ってる?」

「ふふっ、えぇ、とっても。最高の執事さんだわ」

「はぁ…、いいわねぇ。大浴場でも随分お楽しみだったみたいじゃない?」

「〜〜いぃっ!?みっ、見てたんですか…!?」

「ふふっ、廊下まで響いてたわよ?…別にいいのよ?あやめ姉さんは第一夫人で、私は第二夫人なんだから、そういうことは堂々とやってもらって」


〜〜そう言いながら、完全にふてくされてるわ…。こういう嫉妬深いところは姉の私にそっくりね…。

「すみません…。でも、今日はあやめさんの誕生日ですから…」

「ふふっ、わかってるわよ。姉さんにとっては年に1度の大切な日なんだし、特別に許してあげるわ。――ほら、私からの誕生日プレゼントよ」


かえでがくれたのは、花やしきの入園チケット2枚だった。

「今日から花やしきで夏限定のパレードが始まるんですって。一緒に行ってきたらどう?」

「まぁ、面白そうね…!せっかくだから、なでしことひまわりも連れていってあげましょうよ」

「じゃあ、誠一郎も一緒にお願いできる?一人だけ連れていかないのは可哀相だもの…」

「そうですね。だったら、かえでさんも一緒にいかがですか?」

「気持ちは嬉しいけど、今日は誰の誕生日か忘れたの?私はいいから、2人で楽しんでらっしゃい。それに、司令と副司令のどちらかが本部に残ってないと何かあった時に困るでしょ?」

「そうね…。ありがとう、かえで。恩に着るわ」

「ふふっ、ほら、さっさと行った、行った!パレードは3時からですってよ」

「行きましょう、あやめさん。せっかくですから、楽しまないと…!」

「えぇ、そうね…!」


微笑んで差し伸べてくれた大神君の手を私は嬉しく取った。遊園地でデートだなんて、何だか恋人時代に戻ったみたいで、すごく嬉しい…!

私と大神君が腕を組んで出かけていくのを、今日のかえではおとなしく見送ってくれた。

「……執事サービス、私の誕生日の時もやってもらおうかしら。ふふっ!」

午前11時45分。私と大神君、そして子供達3人は浅草に到着した。

「〜〜勢いでついこの格好のまま来ちゃいましたけど…」

「ふふっ、別に変じゃないわよ。それに、新鮮だわ」

「そ、そうですか?あやめさんがいいならいいですけど…。〜〜仮装大会だと思われるかも…」


大神君は子供達と私の手をずっと握ってくれている。父親として、結構板についてきたみたいね。子供の成長と共に私達親も成長していく。それが日々の喜びであり、生き甲斐でもあるもの。

「ねぇ〜、お腹すいた〜!レストラン、入ろうよ〜」

「そうだな。パレードまでにはまだ時間あるし…。昼飯でも食べてましょうか?」

「そうね。――あなた達、何食べたい?」

「ひまわり、ラーメンがいい〜!」

「僕、お蕎麦〜!」

「え〜?誠一郎、ジジくさ〜い!」

「〜〜うぅ…、べ、別にいいじゃんかよぉ…」

「なでしこもラーメンがいいよね〜?」

「えっと…、私は何でもいいわ」

「んじゃあ、ラーメンに決定〜!」

「え〜?そんなのズルイよ〜!」

「いいじゃない。ひまわりとなでしこの方があんたより年上なんだから!」

「〜〜と、年上って言っても、ほんの数時間しか違わないじゃないかぁ…」

「器の小さい男ねぇ。大体、レディの言うことを優先するのが男ってもんでしょ〜が!ま、誠一郎みたいなお子ちゃまに言ってもしょうがないか〜」

「〜〜うわあ〜ん、あやめおばちゃ〜ん、ひまわりがいじめるよぉ〜」

「こぉら、ひまわり!誠一郎君に謝りなさい!遊園地連れて行ってあげないわよ?」

「え〜っ!?」


なでしことひまわり、そして誠一郎君。3人は異母姉弟、いや、私とかえでが血の繋がっている姉妹だから、血縁的にはもっと近しい仲になるだろう。子供達3人はよくこうして喧嘩をしている。

誠一郎君は甘えん坊でのんびりしてるから、こうしてよくひまわりにイビられている。ひまわりは誰に似たんだか、ちょっと生意気だけど、根っからの悪い娘ではない。一方、ひまわりの双子の姉・なでしこは男勝りなひまわりとは反対に、おとなしくて心優しい娘だ。ふふっ、大神君ったらね、私とかえでの遺伝子をなでしこがほぼ完璧に受け継いでくれたから、将来が楽しみだって喜んでいるのよ。

「ひまわり、人には思いやりの心を持って、親切にしなきゃいけないんだぞ。お前達3人が仲良くしてくれたら、お父さんは嬉しいけどな」

「……はぁい」


珍しく、ひまわりが素直に返事をしたわ。ひまわりはお父さんっ子だから、大神君の言うことだけは素直に聞くようね。可愛いところもあるものだ。

「よし、偉いぞ、ひまわり」

「えへへっ…!」


大神君に頭をなでられて、ひまわりは照れくさそうに微笑んだ。その様子をなでしこは黙って見ている。

なでしこはひまわりや誠一郎君と違って、物心つく前からあまり大神君とかえでになついていない。お母さんっ子と言ってしまえばそれまでだが、それ以上に2人に対して複雑な気持ちを抱いているようだ。

普通の家庭とは違う複雑な親子関係を学校に上がる前の子供が理解できるとも思えないけど、なでしこは頭の良い子…。表面では複雑な感情を出すまいと、大神君とかえでに対して物腰柔らかく接しているが、心の中では子供なりに事情を理解していて、2人をどこか信頼できない部分があるのだと思う…。私だけでなく、かえでも妊娠させて妻として迎えた大神君を不誠実に思っているのかもしれない。だけど、普段はそんな私達3人の関係を壊さないよう、小さいながらに気を遣っているのだろう…。

「なでしこ、遠慮しないで何でも食べたいもの言っていいんだぞ?」

「えぇと…、じゃあ…、スパゲッティーがいいかな…」

「わかった。じゃあ、洋食屋さんに行こうか」

「え〜っ!?何でなでしこの言うことは聞くの〜っ!?」

「いつもひまわりの意見が通ってばかりだからな。たまにはなでしこの言うこと聞いてあげたっていいだろ?ラーメンはまた次の時に食べさせてやるから」

「ちぇ〜」

「ありがとう、お父さん!」

「〜〜あうぅ…、お蕎麦ぁ…」


賑やかな子供達。そして、愛しの大神君。他愛ない会話だけど、こうして今も大切な家族の思い出がまた一つ増えた。

午後12時03分。私達はなでしこの希望通り、洋食レストランで昼食を取ることにした。わいわい楽しく食べる子供達を見守りながら、私もパスタに舌鼓を打つ。

今日は一人で子供達の世話をすると言ってくれた大神君は、口の周りにケチャップを付けたり、こぼしたりする子供達の世話に忙しく、ゆっくり食べる余裕がないみたい。ふふっ、さすがの執事さんもお手上げみたいだ。

「大神君、あ〜んして?」

「いぃっ!?〜〜は、恥ずかしいですよ…。子供達がいるんですから…」

「あら、何でも言うこと聞いてくれる執事さんはどなたでしたっけ?」

「〜〜お、俺です…」

「ふふっ、それじゃ落ち着いて食べられないでしょ?私が食べさせてあげるわ。――はい、あ〜ん…!」

「あ、あ〜ん…」


私がフォークでハンバーグを刺し、大神君の口に運ぶと、子供達は嬉しそうに笑った。

「あはははっ!パパとママ、仲良しだ〜!」

「きゃ〜!ラブラブ〜!!」

「あやめおばちゃん、僕にもやって〜」

「ふふっ、いいわよ」


こういう幸せにずっと前から憧れていた。こんなに幸せでいいんだろうか?時々、少し不安になる…。後でとんでもない不幸が降りかかってくるんじゃないかって…。

「どうかしましたか…?」

「う、ううん…。とっても幸せだなって…」

「そうですね。俺も幸せです」


私の言葉を聞いて、大神君は嬉しそうに笑った。大神君と子供達の笑顔を見ていると、不思議と不安な気持ちなんてなくなっていく。

私は軍人であり、帝撃の副司令だ。恋人に裏切られ、大神君と恋仲になり、降魔となって死に、転生して戻ってきて、今、こうして結婚して子供も産まれた。波乱万丈な人生を歩んできたからこそ、普通の幸せに憧れていた。だから、今が一番幸せ。できれば、この幸せを一生失いたくない。幸せでいられるこの瞬間をよく噛み締めていたい…。

「――ようこそいらっしゃいました!今日は楽しんでいって下さいね」

「は〜いっ!!」「は〜いっ!!」「は〜いっ!!」


午後1時17分。花やしき支部の部下達に歓迎され、私達は花やしきに入園した。パレードが始まるまでまだ時間があったので、他の乗り物に乗っていることにした。ジェットコースター、コーヒーカップ、ゴーカート、お化け屋敷にメリーゴーランド。子供達は大はしゃぎだ。

「パパとママも乗ろうよ〜!」

「はは…、あまりはしゃぐと転ぶぞ?」


私とかえでの事情を知らない周りのお客さんは、私達を普通の5人家族として見ているのだろうか…?かえでには悪いけど、ちょっと嬉しいかも。

「そろそろパレードが始まる時間ですね」

「ワクワクするね〜!」


午後3時00分。夏限定のパレードが始まった。大神君が早々に良い席を取っておいてくれたお陰で、よく見える。可愛い着ぐるみ達が山車に乗って、歌ったり踊ったり、行進するパレードはとても華やかで、子供達も喜んでいるみたいだ。

「見て見て、お母さん!きれいね〜!」

今日のことは子供達にとって、良い思い出になってくれただろうか?パレードにはしゃぐ子供達を見守りながら、私は大神君に寄り添った。

「今度はかえでさんも連れて来ましょうか」

「そうね。ふふっ、でも、私は大神君と2人きりで来たいな」

「ハハハ…、それもいいですね」


楽しかったパレードが終わり、空が夕焼けで赤くなってきた。もうそろそろ帰る時間だ…。私は最後に大神君と観覧車に乗ることにした。

帝都の街並みがミニチュアのように小さく、綺麗な夕焼け空が近くに見える。一つ前の車には子供達が乗っていて、私達に手を振ってくれる。

「子供だけで乗せて大丈夫でしたかね…?」

「大丈夫よ。扉が開かないようにちゃんと設計されてるんだから。支部長の言うことを信用しなさい?」


私に額を小突かれ、大神君は照れながら笑った。

「はは、そうですね。それに、しっかりしたなでしこもいるし…」

「ふふっ、そうね。――今日はとっても楽しかった…!こんなに楽しい誕生日は初めてだわ。かえでの時も同じようにやってあげましょうね?」

「そうですね。盛大にやってあげないと、へそ曲げてしまうかもしれませんし…」

「ふふっ、かえでのこと、よくわかってるじゃない。あの娘のことも本当に愛してくれてるのね…」

「あ…、〜〜すみません…、俺…」

「どうして謝るの?私、感謝してるのよ?私にとって、かえではあなたと同じくらい大切な妹だから、幸せになってくれて嬉しいの」

「あやめさん…」

「ちょっと嫉妬しちゃうこともあるけど、かえでだってあなたの大事な奥さんですものね。これからもかえでと誠一郎君を大切にしてあげてね?私達姉妹は…、ううん、家族はもうあなたなしでは生きていけないから…」

「あやめさん…。――誓います。これからもあやめさんとかえでさん、そして子供達を愛していくって…。俺、まだまだ司令としても父親としても頼りないかもしれません。でも、あなた達を守る為に頑張りますから…!」

「大神君…」


大神君が真剣な眼差しで手を握ってきた。そして、私達は見つめ合い、そのまま口づけを交わした。

「……1周するまで…まだ時間ありますよね?」

「ふふっ、もう今朝したでしょ?」

「何回やったっていいじゃないですか。今日はあやめさんの特別な日なんですから…。執事として、うんとサービスしますよ」


大神君は私のドレスのファスナーを下ろして、白い肌に吸いついてきた。

「〜〜だ…、駄目よ…、外から見えちゃうわ…」

「ご主人様の頼みでしたら、従いますが…。本当にやめていいんですか?」

「んもう、意地悪ぅ…」


大神君に後ろから抱きしめられて甘く囁かれ、私は立っていられなくなり、とっさに窓に両手をついた。頬を紅潮させ、悩まし気に喘ぐ私の頬と首筋に大神君はキスをする。

「一つ歳を重ねて、綺麗になりましたね」

「ふふっ、おばさんになっただけよ。嫌じゃないの?」

「気になりませんよ。歳を取っても、あやめさんの美しさは変わりませんから」

「あなたがいつもこうして愛してくれるからよ」


夕焼けに赤く染まりながら、私達の影はやがて一つになった。向かい合わせになって、私は大神君の上に乗りながら夢中でキスを続ける。

「もうそろそろ地上ですね…」

「え…?も、もう…?」

「続きは今夜してあげますから――」


少し不満気な私のドレスの乱れを大神君が直し始めたその時だった。ガタン…ッ!!何事かと私達は顔を上げた。どうやら、突然、観覧車が止まったみたいだった。

「――ただ今、誤作動により、観覧車が急停車しました。大変ご迷惑をおかけしますが、点検が終わるまでそのままお待ち下さいますよう、お願い申し上げます」

「う、嘘…。〜〜子供達、大丈夫かしら…?」


窓から覗いてみると、緊急事態にも関わらず、子供達は喜んではしゃいでいるみたいだった。普通と違うことを何も考えずに楽しめるのが子供というものらしい。

「ホ…ッ、大丈夫みたいですね…。誠一郎がちょっと泣きそうですけど…」

「ふふっ、ラッキーね!これで遠慮なく続きができるわ」

「はは…、時間延長ってことですね…!」


私と大神君は抱き合い、大人の楽しみを再開した。

そんな私達の様子を観覧車の操縦室からモニタリングしている人物がいる。花やしき支部に来ていた紅蘭だ。

「やれやれ…。元気やなぁ、お2人はん…」

観覧車の急停車が紅蘭からのプレゼントだったと知るのは、それから数日後である。

私と大神君が存分に愛し合った後、観覧車も無事に動き始め、私と大神君は服の乱れと呼吸を整え、観覧車から降りた。

「〜〜はぁ…、怖かったよぉ…」

「誠一郎ったらビビリすぎ〜」

「でも、景色、綺麗だったよね〜!」


子供達は私達が観覧車の中でしていたことなんて知らずにはしゃいでいた。

「ありがとう、大神君。また今夜もお願いね?」

「ハハ…、了解です」

「…?お父さん、お母さん、どうしたの?お顔、真っ赤よ?」

「え…っ!?〜〜そ、そんなこと…ないわよ…?」

「〜〜えっと…、あ〜、もうこんな時間か…!急がないと、パーティー始まっちゃうな…!」

「大変だ〜!カンナ姉ちゃんにケーキ食べられちゃう〜!!」

「じゃあ、誰が一番早く帝鉄乗り場まで行けるか、競争よ!よ〜い、ドン!」

「〜〜あ〜っ、待ってよぉ〜…」


急いでいたからゆっくりお土産買う時間はなかったけど、私にとっては子供達の笑顔が何よりの土産物だった。支部長なのに、今日みたいに花やしきで存分に遊んだことなんて一度もなかった。また皆で来たいな…。

午後5時30分。遊園地を出て、帝鉄に乗って銀座へ。そして、午後7時00分、大帝国劇場に帰宅。

「――お誕生日おめでと〜っ!!」

「さぁ、主役も来たことだし、誕生日パーティーを始めようぜ!」

「お〜っ!」


さくら達がクラッカーを鳴らし、私の誕生日パーティーが始まった。

「お母さん、これ、私達3人で描いたのよ。受け取ってくれる?」

「えぇ、もちろんよ。まぁ、とっても上手ねぇ…!どうもありがとう」


なでしこ、ひまわり、誠一郎君がそれぞれ画用紙にクレヨンで描いてくれた私の似顔絵。高価な宝石よりずっと価値があって、嬉しいものだった。私は愛しくて、3人を抱きしめてあげた。まだ小さい子供達。だけど、少しずつ成長してくれている。これからも楽しみだ。

「…服が乱れてるわよ?」

「〜〜え…っ!?ちゃ、ちゃんと直したはずなんだけど…」


かえでに言われて、私と大神君は慌ててドレスと執事の服を直した。だが、冗談で言ったつもりらしく、かえではまたもやふてくされてしまった。

「〜〜その反応…、まさか花やしきでもやってたなんてね…」

「〜〜あははは…」

「何〜?何の話?」

「〜〜な、何でもないんだ、ひまわり!向こうでケーキ食べておいで」

「は〜いっ!」


大神君の言うことだけはきくひまわりが深追いせずに素直に行ってくれたので、私達は安堵した。

「まったく…、こっちは準備で大変だったんだから…」

「ありがとうございます、かえでさん。俺もあやめさんも感謝してますよ」

「ふふっ、あらそう。なら、私の誕生日の時も楽しみだわ〜。期待しちゃっていいわよね?」

「はい、お任せ下さい!」


大神君とかえで、花組と子供達、一つ屋根の下で暮らす家族皆で祝ってくれた誕生日。来年の今頃も皆でこうして騒いでいられるかしら?こんな平和がずっと続くといいな…。

午後11時56分。パーティーが終わり、子供達も眠ったので、私と大神君は部屋に戻った。グラスを鳴らし合い、ワインで乾杯する。

「大神君、今日は本当にありがとう。おかげでとっても楽しかった…!ふふっ、どれも最高に素敵な思い出になったわ」

「喜んで頂けて、よかったです。俺、ちゃんと役に立ててましたか…?」

「えぇ、とっても素敵だったわよ、執事さん。でも、どうして執事をやろうって思ったの?」

「本当は花束かアクセサリーをプレゼントにと考えてたんですが、そんな物より好きな人が傍にいてくれた方が女性は喜ぶものだとマリアから言われて…。それで、由里君から執事喫茶の話を聞いたんです。今、女性の間で人気だって聞いたものですから」


〜〜やっぱり、入れ知恵したのは由里だったのね…。でも、嬉しいな。私へのプレゼントのこと、そんなに一生懸命考えててくれてたなんて…。

「ふふっ、そんなことだろうと思ったわ。じゃあ、あなたの誕生日には、私がメイドとしてお世話してあげる!」

「あ、あやめさんのメイド…?」

「あら、歳取ってて似合わないって思ってる?」

「い、いえ…、何だかあまり想像つかないなって…」

「そう?なら、予行演習してみせましょうか?――私をご主人様のお好きなようにして下さいな」


唇を舌で舐める私に大神君はごくっとつばを飲み込み、私を素早くベッドに押し倒した。

「うおお〜っ!!あやめさぁぁ〜んっ!!」

「あ〜ん!いけませんわ、ご主人様〜」

「――そこまでよっ!!」


私に覆いかぶさっていた大神君の腕をかえでが捻り上げた。

「〜〜イタタタタ…!!かっ、かえでさん…!?」

「んもう、いいとこだったのに邪魔しないで!」

「ふふっ、残念だったわね。今は午前0時ジャスト。つまり、8月1日。姉さんの誕生日は終わったの!」

「え…っ!?」


時計を見ると、かえでの言った通りだった。〜〜うかつだったわ…。今夜は邪魔してこないと思ったのに…。

「昨日は随分と大神君を独占してくれちゃったじゃない?なら、今晩は私に譲ってくれるわよね?」

「駄目よ。もう彼と約束したんだから。――今夜は一緒にいてくれるって約束したわよね、大神君?」

「え?えぇと…」

「フン、そんなに何回もやってたら、いつか最中にポックリ逝っちゃうわよ?歳取ったんだから、気をつけないとね?」

「〜〜何ですってぇっ!?私はまだ25よっ!?」

「〜〜け、喧嘩はやめましょうよ!じゃあ、今夜は3人でってどうです?」

「え…っ!?そ、それって…」

「ははは…、それなら喧嘩にならずに済みますけど…、やっぱり駄目ですよね…?」

「――私は…大神君とできるのなら、構わないわよ?初めてだから、うまくできないかもしれないけど…」

「え…?」

「私もOKよ…。ちょっと刺激的だし、興味はあったのよね…」

「〜〜いぃっ!?じょ、冗談で言ったのに…」

「ほら、大神君、早く来て…!」

「〜〜きゃああっ!!姉さん、そこはダメぇぇ…っ!」

「〜〜ちょ…っ、ちょっと待って下さい…!…って、うわあああっ!?」

「あ〜ん、大神くぅ〜ん…!」


大神君と私とかえでの愛し合いは明け方まで続いた。午前4時10分、シングルベッドに所狭しと裸で眠る大神君とかえでの寝顔を見つめ、私も幸せな気持ちで就寝した。私は大神君に寄り添い、安眠する。

その日の晩、大神君と私の間に新しい子供ができたという夢を見た。誕生日の夜にこんな素敵な夢を見るなんて、何かの吉兆の表れかもしれない。もしかしたら、正夢になって、また家族が増える日もそう遠くないかもしれない。だから、朝が来るまでのしばしの間、この夢を楽しんでいよう。

『――ピピピピ…!朝やで〜!朝やで〜!』

『目覚ましくん』のアラームが鳴り、大神君とかえでは眠そうに寝がえりを打つ。

「おはよう、大神君」

私が隣で眠る大神君にキスすると、なでしこ、ひまわり、誠一郎君が部屋に駆け込んできた。

「おはよ〜っ!父さん、母さん!」

「今日はどこ行く〜?」


誕生日は終わってしまったけど、またすぐに新しい一日が始まる。

大切な家族と過ごす朝が今日もまたやってきた。

終わり


あとがき

スペシャル小説、第2号です!7月31日は、我らがヒロインの一人・藤枝あやめさんのお誕生日!ということで、誕生日記念の短編小説を書いてみました。

さて、お待たせ致しました。今回、いよいよ大神さんとあやめさんの子供がお披露目となりました!

双子の姉妹で名前は、なでしことひまわり。名前を考えて下さったのはナニワのハニワ様、キャラを設定して下さったのはTOS様です。

他の皆様も様々なアイディアを送って頂き、本当にどうもありがとうございました!こうしてファンの皆で一つの物を作りあげていくって、なんだか素敵ですよね!

そして、せっかくのあやめ姉さんのお誕生日なので、ファンの方々に日頃の感謝を込めて、あやめさんのサービスシーン満載でお届けしました(笑)

「あやめさんとかえでさんがメイドになって、ご主人様の大神さんに色々ご奉仕する」というリクエストは∞工房様より頂いていて、今回の大神さんの執事はそれをちょっと応用した形となっております。

大神さんを二枚目に書いてほしいという女性読者さんからのリクエストが多いので、女性向け恋愛ゲームに出てきそうな執事っぽく書いてみたのですが、いかがでしたでしょうか?

ちなみに私は執事喫茶というものに行ったことがありません…。ごめんなさい、勉強不足です…(苦笑)あ、でも、帰る時に「お嬢様、乗馬のお時間です」って言われるのは知ってます!機会があったら、一度行ってみたいですね。とても興味深いです!

あやめさんとかえでさんのメイドさんは、1月3日の大神さん誕生日記念の短編小説で書いてみたいと思ってますので、もうしばらくお待ち下さいませね!

おっと、その前に10月21日のかえでさん誕生日記念の短編小説も制作しなくては…!

いや、さらにその前に10月8日の武道館ライブ記念の小説も書きたいな〜!あぁ…、間に合うかな…?(苦笑)なかなかのハードスケジュールです…。

それでは、次回の更新までお待ち下さいませ!


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