冥王せつな誕生日記念・特別短編小説2017
「愛の思い出」その6



「――そんなハレンチなセーラー戦士は、このタキシード仮面が許さん…!」

「えぇっ!?〜〜ちょ…っ!ま、衛さ――あ…っ!?」


衛さんは私が立っているすぐ横に手を突いた…、いわゆる壁ドン状態のまま私の耳元で囁くと、イタズラを楽しむ少年のようにニヤッと笑った。

「キングに代わって、今度はプリンスの俺がプルートをおしおきしてやるよ…♪」

「…っっ!?」


――ドッキィーン…ッ!!

プ…、プリンス・エンディミオン様のおしおき…♪

あぁ…、想像するだけで、また濡れてきちゃったわ…。せっかく体の火照りが治まってきたところだったのに…。

「…おしおきって聞かされたのに随分と嬉しそうだな?」

「〜〜…っ!!そ、それは…♪」

「ハハ、せつなのその困り顔、たまらないなぁ。早くまたイキ狂わせてやりたいよ…♪」

「衛さん…♪――んむぅ…っ!?」


衛さんは私の顎を押し上げると、否応なしに唇を奪ってきた。

――んちゅっ、ちゅう…っ、くちゅう…っ♪ちゅっ…、くちゅ…ぴちゃぴちゃ…。

「んん…っ!くちゅう…っ、ちゅううう…っ♪はぁはぁ…っ。お願いっ、もっと優しく…」

「…おしおきって言ったろ?」

「んふぅ…っ!!〜〜いやあ…んっ!?」


お互いの快感を高め合う為に優しく舌を絡ませてきて下さったキングとは対照的に、衛さんのキスは強引で荒々しい。

「んぷぁ…っ!?〜〜んん…っ!息継ぎ…させてぇ…っ!ふぅ…んっ。〜〜息…出来な…っ」

「ん…っ。…その苦しさがそのうち快感に変わってくるよ♪」

「やああん…っ!んふ…っ♪まも…る…さ…!〜〜ふぅ…っ、ひゅう…ふぅ…ふぅ…」


――くちゅくちゅくちゅ…っ。ちゅううっ!ちゅうううううう…っっ♪

「んん…っ!〜〜んふううんんんんんん…っっ!!」

プリンスに両手で両頬を押さえられて首から上を動かないように固定され、キスで唇を塞がれっぱなしにされて思うように呼吸をすることも許されず、目に涙を溜めながら苦しさを必死に目で訴えている私を衛さんは愛しそうに抱きしめると、まるでダンスするかのように背中を仰け反らせた私に覆いかぶさるようにして、濃厚なキスを続ける。

キング・エンディミオン様と私のセックスを覗き見したばかりで、興奮しているせいもあるんでしょうけど…、今の衛さんのテクニックは若さに頼っているところもあり、私の口内を強制的に舐め回して犯し続け、私の舌を強引に絡め取ってきて離そうとしない。

まるで、プリンスである自分に服従して、その体を捧げろと命令するばかりに…♪

「〜〜ぷはぁっ!!はぁはぁはぁ…っ、衛…さぁん…っ♪……んあ…っ!?」

さっき、あんなに何度もキングにイカされ続けたのに…、プリンスにもこんなに早くイカされてしまい、じゅわぁ…っと再び泉のように溢れ出した愛液が私の太ももを伝った。

「はぁはぁ…。もう声を抑える必要はないんだからな?――いつも冷静な君が淫らに乱れる姿を見せてくれ、プルート…♪」

「…っっ♪」


――ゾク…ッ♪

普段より少し低くて、ビターな衛さんの声…。まるでキングに囁かれたみたいだった…♪

「……ふーん。未来の俺とはいえ、キング・エンディミオン相手の方が感度が増すようだな?…今の若い俺じゃ不満か?」

「そ、そんなことないわ…!ただ…その…、まだ心の準備が…」


だって、ホログラムじゃない本物の衛さんに抱かれるのは、これが初めてなんですもの…っ♪

ホログラムのキング・エンディミオン様相手なら、遠い昔に処女を捧げてからというもの、今まで数えきれないくらい愛し合ってきたから今さら緊張するということはないけど…、いざ本物の衛さんを前にしたら、さっきのキスの時ですら、どうしたらいいのかわからなくなって…、ドキドキと緊張で頭が真っ白になっちゃうというか…♪

「フッ、こんなに愛液垂らしてるくせに何言ってるんだよ?」

――ぐちゅううううううううう…っ!!

「きゃあああっ!?」

――ぐちぐちぐちぐちぐち…っ!ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…っっ!!

「あはああああああんっ!!いやああああああああああ〜んっ!!」

「せつなのココはもう準備万端みたいだぞ?」


キングに何度も貫かれては擦られ、イカされまくったばかりで、まだその快感の余韻とばかりに軽く痙攣している私の膣内に衛さんは遠慮なく指を何本も侵入させてくる。

――じゅぷぷぅぅぅ…っ!!ぢぷぢぷぢぷずぷずぷずぷ…っっ!!

「あはああああっ!!いやあああああ〜っ!!はぁ…っ!?あは…!ひああああああぁぁぁ〜…!!」

あぁ…、愛する衛さんの…、プリンス・エンディミオン様の太くて長い…、ホログラムじゃない本物のお指が3本も私のアソコの中で、こんなにも暴れているなんてぇ…♪

気持ち良すぎて、膝の力が抜けちゃって…、もう立ってられないぃ…っ♪

――ずぷううううぅぅぅっ!!

「おほおおおおおおおぉぉっ!?」

太ももから下の力が抜けてしまい、前のめりになって衛さんに抱きつくと、前に体重がかかったせいで、衛さんの指がさらに深くまで入ってきてしまった…!

「フッ、どうしたんだ、せつな?もっと俺の指が欲しいのか?」

「〜〜そ…っ、そうじゃなくてぇ…!ハァハァ…、待って…!今、直しますからぁ…」


息を荒げながらも、私は何とかバランスを保つ為に浴槽の縁に両手を置いて、両足をガニ股に開き、衛さんが私の股間を弄りやすい高さまで腰を少し落としてみせた。

「礼を言うよ、せつな」

「んん…っ!あ…っ、衛さ…あぁ…んっ!そこ…感じますぅ…っ!あっあっあっあっ…♪」


姿勢が安定し、心置きなく私は衛さんの指責めから生じる快感に指を甘噛みしながら甘美な声をあげて浸っていたのだけれど…、

――ドロォォォ…♪

「ほぉら、君の愛液と一緒に愛しのキングのザーメンも出てきたぞ?」

「…え?〜〜やぁ…っ!?」


その姿勢のせいと衛さんが私の膣を無理矢理押し拡げてきたせいで、私の膣内にたっぷり入っていたキングの濃厚な精液が重力に逆らえずに垂れ落ちてきてしまい、私の太ももや浴室の床のタイルを卑猥に白く汚し始めた…!

「〜〜い…っ、いやああん…!!プリンスぅ、恥ずかしいから見ないで下さぁいっ!!」

「この白濁色といい、粘着性といい…、良く出来てるよなぁ?さすが30世紀の技術だな」

「あああああああああ〜んっ!!指ぃ、もう激しくしないでぇぇ〜っ!!」


衛さんは私のおマンコへの右手の指3本の挿入をズポズポと軽快に繰り返しながら、左手の指と指の間を開いてキングの出したてホヤホヤの精液を伸ばし、よく観察している。

「キング・エンディミオンとの不倫セックス…か。せつなはタブーを破るの大好きだもんな?…どうだ?気持ち良かったか?」

「は…っ、はいぃ…!〜〜あひいいっ!?また…オーガズムがぁ…っ!!ああああああああああああ〜んっ!!」


私が涙と涎をまき散らし、髪を振り乱しながら痙攣させた体を大きくエビ反りにさせ、衛さんの指使いと言葉責めによって絶叫に近い喘ぎ声で絶頂を迎えても…、当の衛さんは気づかないのか、それともわざと気づかないフリをしているのか…、左手についたキングの精液の方に興味を示して、じっくり観察しているようだった。

「っはぁはぁはぁはぁ…っっ♪」

「…あれ?もしかして今、イッたか?」

「〜〜んもう…。ちゃんと見ててくれなきゃ恥ずかしいじゃない…」

「ハハッ、悪かったよ。…けど、ホログラムより生身の人間とヤる方が何倍もイイだろ?」


――ぐぷうううう…っ!!

「ひぎいいっ!?ふああああああああああぁぁ〜…♪」

「こんなにキングに中出しさせて…。後からヤる俺のことも考えろよな?」


――ぐぷううううう…っ!ごぷぷっ、ごぷっ、ぐぷっ、ぐぷっ、ぐぷぷ…っっ!!

「あああああああっ!?あはああああああぁぁぁ…♪もっ、申し訳ありません、プリンスッ」

「キングに激しく擦られて中に出される度に、それはそれは気持ちよさそうに喘いでたもんなぁ?そんなに30世紀の俺はテクニシャンだったか、せつな?」

「ああああああっ!!んん…っ♪に…っ、21世紀の衛さんも上手よ…っ?」

「だろ?せつなへの愛情はキングに負けないつもりだからな…♪」

「衛さん…♪――あふぅ…っ!…きゃっ!?ひあああああああああああぁぁぁ〜っ!!」


衛さんは私を後ろから抱きしめながら私の首筋や鎖骨にチュッチュッと軽くキスをお見舞いしつつ、私の大きな胸をもみもみ揉み、もう一方の手で私の膣を穿る指を高速で動かし続ける。

――ぐぷぐぷぐぷぐぷ…っ、ぐちぐちぐちぐちぐちぃぃ…っっ!!

「あはああああああ〜んっ!!あ…っ!すご…っひ…いぃ…っ!気持ち…良いぃ…っ♪」

どうやら衛さんは、キングが大量に放っていった精液を私の膣内からかき出してしまいたいようで、私のアソコを指でお掃除してくれているらしかった。

「まだ出てくるか…。キングも歳の割に元気だなぁ…」

――ほじほじほじ…♪

「んくううぅぅん…っ!き…っ、気になるなら洗い流しましょうか…?」

「――いいや。やっぱり、このままでいいよ…♪」

「え…っ?」


――ズプウウウウウウウウゥゥゥゥゥッ!!

「〜〜きゃああああああぁぁ――っ!?」

極限まで焦らされたキングとは反対に、衛さんはすぐに私のおマンコをはち切れそうなほどパンパンに膨れ上がった自分のペニスで一気に奥まで貫いてきた…!!

「あぁ…。せつなの中、今日も最高だ…♪」

す、すごい…!これが本物の男根なのね…♪

本物のペニスを自分の中にお迎えするのは初めてだけど、やっぱりホログラムとは違うわぁ…っ!!

――ズンッズンッズンッズンッ…!!ズプズプズプズプ…ッッ!!

「くはああっ!?ひあああああああああああああ〜んっ!!も…っ、もっとゆっくりぃぃ〜っ!!」

「んくぅ…っ!ハァハァ…♪プルートとキングのラブラブセックスを見せつけられて、こっちは溜まってるんだぞ?ちゃんとプリンスのココも処理してくれよな…っ!?」

「わ、わかったわ…!わかったからぁ…っ!!〜〜あはあああああっ!!痛ぁ〜いっ!!」

「あー♪せつなのココ、あったかくて気持ち良いよ。同棲始めたら毎日ヤろうな…♪」

「んひいいぃっ!!衛さぁん…っ!!喜んでくれるのは嬉しいけど、そんなに激しく動かさないでぇぇっ!!いやあああああぁぁぁ〜…」


焦らしに焦らされたキングの時とは違い、今回は前戯不足で愛液の量が足りず、プリンスの大きくて、ご立派なペニスを迎え入れるには、まだ準備不足だったのかもしれない。

…でも♪

――ズプッズプッズプッズプッ…!!

「あっあっあっあああああぁぁぁ〜…!はぁぁぁん、あっ!そこっ!気持ち良いぃ〜…♪」

――ズコッズコッバコッズコッ…!!ズンッズンッズンッズンッ…!!

「おああああああぁぁぁぁ〜…!あはぁっ!大好きな衛さんがぁっ、私の中に本当に挿れてくれてるぅ…っ♪」

「ハァハァ…ッ!せつな、愛してる…っ♪」

「ハァハァ…ッ!私もよ、衛さぁん…♪もう…イクぅ…!大好きな衛さんに愛してるって言われて、またイッちゃううぅ…ッッ!!」


――衛さんとこうして一つになることは決してないと思ってた…。

今まで遠くからでしか見つめていられなかった、あなたの顔と体がこんな近くにある…。

こんな近くで、こんなに私の体を求めて、甘くとろけそうな快感を一緒に味わってくれているなんて…♪

私は喜びと快感のあまり、涙をポロポロこぼしながら衛さんの背中に腕を回し、自分でも知らないうちに衛さんの腰から臀部にかけての辺りを両足で挟んで離れないように固定して、自分でも猛烈に腰を前後に振っていた。

「あっあっ…!あああっ、すごくイイ…っ♪あふ…あああああっ!はぁ…はぁ…んんっ、あはああぁ…っ!プリンスぅ…、プルートはまたぁ…っ、んひいいぃっ!?〜〜あはぁ…っ!はしたなく…っ、イッてしまいますぅ…っ♪」

「はぁはぁ…っ。イクのを許可するよ、プルート。もっと可愛い君を見せてくれ…♪」


真っ赤な顔でアンアン喘ぎながら涙を流す私の頭を衛さんは優しく撫でてくれて、愛しそうに唇を重ねてくれた。

「んん…っ!んんん…っ、……っはぁ…っ!はぁはぁ…っ、エンディミオン…様ぁ…っ♪」

生身の衛さんの…、プリンス・エンディミオン様の猛々しいペニスが私の膣内に激しく出たり入ったりして擦れる度に、痛みがだんだん快感に変わっていくぅ…っ♪

「そんなに腰振って…。…せつなって生粋のマゾだよな?」

「…っ!!〜〜いやああっ!!言わないでぇぇぇっ!!」

「はは、いいよ、せつなは動かなくて。――俺がもっと気持ち良くしてやるから…♪」

「え…?〜〜おほぉ…っ!?」


――ズンズンズンズン…ッ!!ズッズッズッズッズッ…!!ヂプヂプヂプヂプ…ッ!!

「ああああああああああんっ!!ま…っ、衛さぁん…♪」

衛さんは私の左足を肩に担ぐと、正常位のままで、腰を動かすスピードを速めてくれた。

「あんっあんっあっあっあっあ…っっ!!ちょ、ちょっと休憩させてぇ…!さっきからイクのが止まらないのぉ…っ♪」

「ハァハァ…ッ。――ダメだ。これは、おしおきなんだからな…♪」


衛さんも自分のアソコが私のアソコと擦れ合う度に快感が高まってきたようで、増す一方の己の性欲を私の乳首と乳輪を歯形がつくほど思い切り噛むことで処理した。

「〜〜きゃああっ!?やああああああああ〜んっ!!」

――きゅううううう…っ♪

「ううう…っ!?痛みに反応して、締め付けが強く…っ!!」

「え…っ?〜〜きゃああああああっ!!中はやめてぇぇぇぇ〜っ!!」

「うあぁぁぁ…っ!!せつなぁぁ…っ!!」


――ビュルルルル…ッ!!

「いやあああああああああ〜っ!!そんな…奥でぇ…っ!……あ…ああああぁぁ…」

「ハァ…ッハァァ…。キングが中出しオーケーなら、プリンスの俺もオーケーだろ?」

「あああぁ…。キングだけじゃなくてプリンスにまで中出しされちゃうなんてぇ…♪」

「さーて、俺の若い精子とキングのベテラン精子、どちらが先にせつなの卵子にたどり着くか楽しみだな…♪」


と、衛さんは私の半泣き顔を満足そうに見下ろすと、私の頬にチュッ♪と軽くキスをした。

「んもぉ、衛さんったら…。ダメって言ったのにぃ…」

ホログラムじゃない、衛さんの本物の精液が私の子宮に向かって元気に放たれて、キングの精液と複雑に絡み合って混ざり合い、私のアソコを燃え上がらせ、白く汚していく…。

「せつなのアソコ、何回イッても俺のを締め付けて、全然離そうとしないな…。――なら、今度はもっと奥まで…っ♪」

――ズプゥゥゥゥッ!!ズッズッズッズッ…!!

「あ…っああああああああぁぁっ!!あああああああ〜んっ!!」

「ハァハァ…ッ、また出すぞぉ…っ!受け取れ、プルート…!!――んはぁぁ…っ!!」


――ブルブル…ッ♪ブビュビューッ!!

「えっ?〜〜いやあああああっ!!また中で射精が…っ!?ああああああ〜んっ!!ウソぉ…っ!?」

――ドクドクドク…ッ♪

「はぁぁぁぁん…。気持ち良いけど、さっきよりいっぱい出ちゃってるぅ…♪あああぁっ、私ぃ…、このままだと本当にキングかプリンスのお子様を身ごもってしまいますわぁ…♪」

「せつなのココも悦んでるぞ?中出しされる度にキュンキュンよく締まるよなぁ…っ♪」

「んもう…。学校では生徒達にコンドームを使うよう指導してるのに、養護教諭の私が避妊具を使わずに妊娠したら示しがつかないじゃないの…」

「いずれは結婚するんだから別にいいだろ?それより考えたんだけどさ、もし妊娠するなら俺とキング、それぞれが父親の双子っていうのはどうだ?」

「あんっ!た…、確かに24時間以内に2人の異性と関係を持って、それぞれの精子と受精して、双生児として分裂し始めれば可能だケド…〜〜んう…っ!?あああんっ!?」


――グリグリィ…ッ!!

「よし、次は子宮口な♪…おりゃっ!」

――ぎちいいいぃっ…!!

「おああああああああああ〜っ!?きゃあああああああああっ!!あはぁ…っ!でっ、でもぉ…!どちらの精子で受精したとしても、衛さんの子供であることに変わりはないでしょ?」

「あ…。それもそうだな」

「〜〜おほぉっ!?やっぱり子宮口はらめぇ…♪気持ち良過ぎる上に絶対妊娠しゅりゅうぅ…♪んん…っ!それにぃ、キングの精液はホログラムで本物じゃないんだから…あぁん!」

「じゃあ、せつながもし妊娠したら現代の俺の子確定ってことか。――やった…♪」


――ズボオオオオォォォ…ッ!!ズボズボズボズボ…!!

「あ…っ♪あはあああああああぁぁぁぁ…っ!!」

衛さんはキングへの対抗意識が強いらしく、体と心、両方から来る喜びと興奮で私の膣への挿入を激しくしながら、私のこめかみにチュッ♪とキスして幸せを表現してくれた。

「んもう…。男の人は妊娠を軽く考えがちかもしれないけど、女性にとっては大変なことなのよ?…あふっ!?そ、それに…、私が妊娠してる間に、もし新しい敵が攻めてきたら…あっ!私だけうさぎちゃんを…っ、んふううっ!守れなくなっちゃうじゃない…っ」

「せつなは優しいな。いつも、そうやっておだんごのことを優先して考えるんだから」

「……。はぁ…っ、はぁ…っ」

「たまには自分の幸せを優先しても、バチは当たらないんじゃないか?」

「……そっ、そういうわけには…あふ…っ、いかないわ…っ。はぁはぁ…っ、私は…あんっ!プリンセスを守る戦士ですもの…っ」

「せつなは真面目だな…。立派なセーラー戦士最年長さんへのご褒美に、君の敏感なクリトリスも俺の陰毛で押し付けてやるよ…♪」


――ぞりぞりぃ…っ♪

「ああああああぁぁぁっ!!ゾワゾワしちゃうぅ…っ♪まっ、衛さぁぁぁん…っ!!」

――プリンセスであるうさぎちゃんを裏切り、衛さんを略奪する…。

もし本当に私がそんなタブーを平気で犯せる人間だったら、どんなに楽だっただろう…。

私がもし、うさぎちゃんを守るセーラー戦士じゃなくて、衛さんもただの人間で…、過去や未来の因縁から解放された世界で普通に二人が出会っていたら…、〜〜こんなに切なくて苦しい思いをせずに済んだかもしれないのに…っ。

「…せつな?」

「……何でもないわ。お腹も空いてきたし、そろそろ終わらせて、お夕飯にしましょ?」

「……」


衛さんは、まるで何かを悟ったような顔で私を見つめると、フッと優しい笑みをこぼした。

「…わかったよ。――じゃあ、最後は子宮に直接…な♪」

「えぇっ!?〜〜いやあああああ〜んっ!!」


――ドプウウウウウゥゥ…ッ!!

「あああ〜んっ!!出てるぅ〜〜っ!!ふああああああ…、衛さんのリアルな精液がまた私の中にぃ…♪」

「これも、せつながイキまくって締めつけてくれたお陰だよ…♪」

「〜〜うぅ…。危険日かもしれないのに、なんてことなの…」


衛さんは自分のイチモツを抜くと、突然、私の前の穴に指を突っ込んで、自分が出したばかりの精液を穿り返した。

「あん…っ!?はああぁぁぁ…♪あっ、ど、どうしたの、衛さん…?――…っ!?」

衛さんは私の膣から穿り返した、自分とキングの混ざり合った精液がついた手を私の前に突き出してきた。

「せっかくだから、プリンスとキングの合体ザーメン、味わってみるか?」

「――ゴク…ッ♪え、えぇ…」


衛さんの指にまとわりつく白く粘ついた物体…、さっきまで私の股間に収められていたものを目の当たりにして、私は少し戸惑いながらもボーッと顔と頭を火照らせた状態で、衛さんの指に恐る恐る舌を近づけていった。

――ぺろ…。……くちゅう…♪

プリンス・エンディミオン様とキング・エンディミオン様…、現在と未来の2人の衛さんの精液と、私・セーラープルートの愛液が混ざり合った禁断の蜜の味がするわ…♪

そう考えただけで、一度治まったはずの体の火照りがまただんだんとぶり返してきた…。

「んふぅ…っ、んんぅ…。お慕いしております、エンディミオン様ぁ…♪」

――ペロ…ッ、ちゅ…っ、ペロ…ペロ…ッ。ちゅぱ…っ、ちゅううう…っ♪

私は、いつの間にか息を荒げ…、そして、うっとりしながら衛さんの指を存分に舐め回していた。

「可愛いよ、せつな。愛してる…♪」

「衛さん…♪」


さっきまでのおしおきタイムとは違い、衛さんは私を抱きしめると優しくくちづけを交わしてくれた。

乙女なら誰でもうっとりするような、甘くとろけるような王子様とのキスだわ…♪

「…じゃ、これから2ラウンド目な?」

「えっ?〜〜さ、さっきは最後だって――!?」

「おしおきだって何度聞かせれば、わかるんだ?キングより俺の方がイイって言わせるまで、やめないつもりだから…♪覚悟しろよ、せつな?」

「…ハァ。そんなにキングに妬きもち妬いちゃってるのね?」

「〜〜うっ!……だって、せつながあまりに気持ちよさそうにしてたものだから…、男としてのプライドが…」

「ふふふっ!」


未来の自分相手に嫉妬だなんて…。衛さんってば可愛いところあるんだから…♪

「…笑うなっ!」

――ぎゅむううう〜っ!!

「きゃあああっ!?あっあっあっあっ…♪」

衛さんは不意打ちとばかりに私の勃起乳首を強く摘まむと、おっぱいを鷲掴みにして乱暴に揉みしだいてきた。

――くりくり…。もみもみもみ……、くりくりくり…っ♪

「んん…っ、ま、衛さぁん…」

「せつなの胸、今日も大きくて柔らかいよ…♪」


ふふっ、衛さんの巨乳好きはキングになっても変わらないのよね…♪

「胸の揉み方は未来の俺と比べてどうだ?」

「すごい…んっ!激し…いです…っ!キングは丁寧に揉んで下さるけど…、ふあっあはっ、プリンスは揉む力に緩急があって…んっ、すごく…気持ち良いです…っ!んあぁ…っ!?」


いくら手を伸ばしても届かなかった、あの衛さんが夢中になって私の胸を揉んだり、乳首にしゃぶりついたりして下さっている…。

その光景を目の前で見ているだけで幸せすぎて…、またイッちゃいそう…っ♪

「君の胸、またデカくなったんじゃないか?」

「そ、そうかしら…?…あんっ!」

「白衣から胸の谷間と太ももがチラつく度に君を保健室のベッドに押し倒したくなるんだ。そんな俺の気も知らずに、君はいつも無防備に白衣をはだけさせてるしさ…」


衛さんったら…、ふふっ!養護教諭の私をそんなムラムラした目で見ていて下さってたなんて…♪

…実は、衛さんがうさぎちゃんを迎えに来るってわかってる日は、いつも服装に気合いを入れていて、胸元のボタンも一つ外して、胸元に自然と目が行くようにネックレスもして、スリットが大きめのタイトスカートも長さを短めにしてあるのよね♪

「そんなエロい格好で校内をぶらついてたら、発情した男子高校生の群れにいつか襲われるぞ?」

「はぁはぁ…ん…っ。その時は、タキシード仮面様になって助けに来てくれるんでしょ?」

「まぁな。その礼の代わりに、せつな先生と保健室でヤリまくるけど…♪」

「ふふっ、衛さんったら♪〜〜あっ、乳首そんなに吸わないで…!も、もうイク――っっ!?」


――きゅぽん…っ。

「…えっ?ど、どうしてやめちゃうの…?」

「君を気持ち良くさせたら、おしおきにはならないだろ?」

「そ、そんなぁ…!衛さんっ、イジワルしないでぇ…っ」

「…ダメだ」

「〜〜おぐうっ!?」


衛さんは私の頭を押さえ込むと、今度はフェラチオを強要してきた。

「もう一度してほしかったら、ちゃんとプリンスにご奉仕するんだな」

「おぶぅ…っ!!おぶぶ…っ!――んふぅ…んん…っ。ふぁ…ふあぁい…♪」


あぁ…、ホログラムじゃない、衛さんの本物のおチンチンをこんなに間近で見るのは初めてぇ…♪

ふふっ!それに、さっき私のおマンコに挿入したばかりだから、私の愛液とキングの精液がまだこんなについてるわ…♪

「このセーラープルートが精一杯ご奉仕させて頂きますわ、エンディミオン様…♪」

「頼んだぞ、プルート」


私は恥ずかしさと興奮で赤面しながら忠誠の証としてプリンスの唇とペニスにそれぞれキスすると、衛さんの大きくて立派なペニスを再び咥えた。

始めは唇だけでキスするように…、そして、衛さんの息が荒くなってきたら、だんだんと喉の奥の方も使って、深くまで呑み込んでいく…。

フフッ、ホログラムのキング・エンディミオン様相手にいつも実践してるテクニックよ♪

「うう…っ、せつなは本当フェラが上手いよなぁ」

「ふふっ、気持ち良いですか?プリンス」

「あぁ。冥王星も惑星から降格したことだし、プリンセスに仕えるのなんか辞めて、タキシード仮面専用の愛玩具戦士になれよ?」

「そ、そんな…♪」

「そうすれば命がけで戦う必要はなくなるし、俺とずっと一緒にいられるぞ?」

「そ、それはそう…ですけど…♪」

「君がプルートに変身して戦う時、無事に戻ってきてくれるか、いつも心配になるんだ…。おだんごのことを大切にしてるのはわかるけど、あまり無理しすぎるなよ?俺が待ってるってこと、戦いの最中も忘れるなよな…?」

「衛さん…。――ありがとうございます…♪」


憧れの人が、いつ命を落とすやもしれぬ危険な任務に携わる私を気遣い、想ってくれているのがこんなにも嬉しいことだなんて…♪

「お礼に、うんとサービスさせて頂きますね…♪」

私は衛さんのイチモツの先端をもう一度口で咥えると、今度は大きな胸と胸の谷間で挟んでみた。

「ううう…っ!プ、プルートォ…ッ♪」

衛さんのペニスを舌先で突くようにチロチロ舐めながら、挟んでいる豊満な両胸の谷間で上下に動かし、丹念に擦り上げていく。

「うあああ…っ」

「んん…っ、気持ち良いですか、プリンス?」

「あぁ、すごく上手いよ。もっと裏の方も頼む」

「はい…。ここですか?」

「あぁ。ハァハァ…、さすが養護教諭だな。そういうテクニックも実演で生徒達に教えてるのか?」

「んもう…!そんなわけないでしょ?」

「ははっ!俺が生徒なら、美人でエッチなせつな先生から直々に教わりたいがな」

「ふふっ、衛さんったら。――じゃあ、保健室のせつな先生のとっておきのテク、見せてあ・げ・る…♪」


私は衛さんの精液が付いていた自分の唇周辺を舌でペロッと舐め回すと、おっぱいで衛さんのイチモツをしごいて挟みながら根元まで咥え、舌を動かしながら頭も上下に動かして、衛さんのペニスに卑猥で強烈な大人の愛の刺激を与え続ける…!

「うう…っ!!せつなぁ…っ!!あああ…っ!で…っ、出るぅぅぅ…っ!!」

――ビュビュビューッ…!!

「んふううんんん…っ!!」

衛さんは私の頭や髪を掴んで、うめきながら震えると、私の口の中で気持ちよさそうに果ててくれた。

ホログラムじゃない、衛さんの本物の精液が私の口の中いっぱいに広がっているなんて、うっとりしちゃう…♪

「全部飲み込んでくれたんだな。嬉しいよ、せつな…♪」

「ふふっ、お慕いするプリンスが気持ち良くなって下さると、私も嬉しいですから…♪」


衛さん…、あなたの幸せが私の喜びでもあるのよ…♪

「…悪い、興奮してハッスルしすぎた。キングとヤッてるせつながあまりに可愛かったものだからさ…♪」

「私の方こそ、コソコソとごめんなさいね…。キングとのセックスは衛さんとのエッチに備えて体をほぐす為というか…、予行演習のつもりでもあったんだけど…♪」

「わかってるよ。戦って疲れてたのにゴメンな?夕飯の後は、ゆっくり休んでいいから…」

「ありがとう、衛さん。――…っ…!?」


――くらぁ…っ。

〜〜何だか…、立ち上がったら急に頭がクラクラしてきたわ…。

キングとプリンスの2人のエンディミオン様と、お風呂で連続して激しいセックスをしまくったせいかしら…?

「せつな…!?」

〜〜ダメ…。衛さんの姿が…ボォッとなって…、意識が…遠く…なって…い…く……。

「せつな…!!どうしたんだ…!?せつなぁぁ――っ…!!」


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