冥王せつな誕生日記念・特別短編小説2017
「愛の思い出」その5
――シャアアアア…。
温かくて、きめ細やかなシャワーが頭上から降り注がれ、まだまだ瑞々しい私の肌を弾き、濡らしていく。
まさか衛さんのおうちのお風呂に入っているなんて、未だにとても信じられないことだけど…。
「〜〜痛…っ!?」
ギャラクシアとの戦いで出来た傷がお湯にしみる…。
――でも、この確かな痛みこそが今、私がこのおかしな世界でこうして生きているという何よりの証…。
あんなに激しい攻撃を受けながら、よくぞ生き残ったものだと、今日もセーラー戦士としての自分を労ってやる。
……ところで、この傷って目立つかしら…?
…ベッドに入る前に手当てしておきましょうっと。衛さんが見たら、きっと心配しちゃうものね…。
〜〜…って!?私ったら今夜は衛さんに抱かれる気マンマンじゃないの…っっ!!
〜〜ダ…ッ、ダメよ!そんなっ!!さっきの保健室でのキスを思い出すだけだって、死にそうなくらい恥ずかしいのに〜っっ!!
――ガラ…ッ!
「――シャンプー、きれてないか?」
「〜〜…っっ!?きゃああああああああ〜っ!!衛さんのエッチィィ〜ッ!!」
「え?〜〜うわ…っ!?」
謀ったようなタイミングでのプリンスの再登場に半狂乱になった私は、またもガーネット・ロッドを手中に呼び出すと、浴室のドアを少し開けて覗いてきた衛さんに向かって思い切りロッドを振り下ろしたが…、
――パシッ…!
どうやら、衛さんの方も先程の保健室の一件で学習したらしく、シャンプーの詰め替え用ボトルを持ったまま、とっさに真剣白刃取りでガーネット・ロッドを両手で挟み、己の頭に再び直撃するのを防ぐことが出来た…!
「…ホッ」
「……ハッ!?ごっ、ごめんなさいね!?〜〜私ったら、また体が勝手に…」
「…本当に大丈夫か?やっぱり、俺も一緒に入――」
「〜〜お…っ、お気持ちだけで結構よ…っ!!」
「そ、そうか…?とりあえず寝間着とシャンプー、ここに置いておくから…」
「えぇ、ありがとう…」
裸を見られないように胸の前で腕を交差させ、ガーネット・ロッドを抱きしめながらしゃがんでいる私を衛さんは怪訝そうに…、だけど、とても心配そうに見つめながら、静かに浴室のドアを閉めてくれた…。
〜〜ハァ…。衛さんってば私のこと…今日は本当に変な様子だって思ってるんだろうな…。
「――ん…っ!あぁん…っ!?」
立ち上がって再びシャワーを浴びようと思ったその時、股間がガーネット・ロッドの出っ張り部分に少し触れてしまい、私は思わず甘美な喘ぎ声を出してしまった。
「え…っ?ど、どうして…こんな…」
恥ずかしさを堪えて、指で大事なアソコを弄ってみると、その指に愛液がついて軽く糸を引いているのがわかった…。
〜〜セーラーマッドドッグの怪しいネバネバ薬のせいもあるから、いつもより余計に…なんでしょうけど、――私…、シャワー中に衛さんと肉体関係を持てるかもしれないって思って、興奮しちゃったの…?
それに、さっき衛さんに裸を見られちゃったから…余計に…?
「〜〜ハァハァハァハァ…ッ……」
〜〜やだ…。そのことに気づいたら、さっきよりさらに興奮してきちゃった…。体が奥まで熱い…っ!
……自分で慰めてみる?――いいえ。養護教諭としての知識と年齢を積み重ねてきた女としての経験上、それぐらいでは、この激しい火照りが治まるとは思えないわ…。
…せっかく、この後、夢にまで見た衛さんとのディナーが待ってるんですもの!
何とかして、この止まらない体の火照りと淫らな気分と激しい興奮を少しでも抑えないと…っ!!
「ハァハァハァ…。――キング…♪」
こうなったら、エッチな気分になった時にいつもお世話をしてくれるアレの出番だわ…!
「〜〜本当は…、大切なガーネット・ロッドをこんなことに使ったらいけないんでしょうけど…。――ガーネット・オーヴ、今日もお願いね…」
私が真っ赤な顔で『早く早く』とおねだりするようにガーネット・オーヴにくちづけすると…、
――ポォ…ッ!!
と、ハート形の私のタリスマンは深紅とえんじ色の混合色の光を放ち、私がお慕いしてやまないキング・エンディミオンのお姿を目の前に出現させてくれた。
「キング・エンディミオン様…!」
『――会いたかったぞ、プルート』
…と言っても、これは本物のキングではない。
30世紀は当然のことながら、21世紀の今よりはるかに技術が進んでいる。それは大人の玩具の分野も同じだ。
――これは自分の愛する人との理想的なシチュエーションでのセックスが体験できる、禁忌とされた裏プログラム。
29世紀の後期に開発され、30世紀になる頃にはバージョンの更新を重ね、最終的にはそのあまりのリアルさと快感にハマる人が続出し、欲望の世界から抜け出せなくなって日常生活を営むことができなくなってしまった者が増えすぎた上、性犯罪にも悪用されるようになったと言われている。
問題を重く見たネオ・クィーン・セレニティが取締り、問題のそのプログラムは世間から全て抹消されたとされているが、21世紀に転生した今もこうして、そのデータが私のガーネット・オーヴの中に保存されている…。
……セーラー戦士とはいえ、私も女…。あの頃の私は時空の扉から一切離れてはいけなかった為、自由な性交渉も出来ず、相手も見つけられなかった…。
私が悪用しないものと信じて、こうした裏のセックス・プログラムを秘かに導入して使わせてくれていたのは、クィーンのせめてもの情けだろう。
……まさか、クィーンも私がそのセックス・プログラムの相手にキング・エンディミオン…、自分の夫をプログラミングするなんて思いもしなかったんでしょうけど…。
『今日の君も素敵だ、プルート』
「キング…、今日も私に会いにいらして下さったのですね。――嬉しい…っ♪」
と、私は頬を紅潮させて微笑み、まるで不倫を重ねる愛人のようにキングの実体化ホログラムに喜んで抱きついた。
フフッ!本物でない衛さんことキング・エンディミオンなら、うさぎちゃんことネオ・クィーン・セレニティに遠慮しなくても、こうやって堂々と愛し合えるものね…♪
――頭の中で、いつもの設定を思い浮かべる。
そう…、ここは30世紀の時空の扉の前…。
クリスタル・パレスから遠く離れたこの場所に、今日も彼は奥様の目を盗んで、私に会いにいらしてくれたの…。
『君に会える時間を今日も心待ちにしていたよ。クィーンはスモール・レディと出かけたばかりだから、今日は長く君の傍にいられるよ』
「キング…♪――あ…っ」
キングの実体化ホログラムは私を抱きしめ、手袋を着けたまま私の頭や頬を優しく撫でて顎を押し上げてくると、優しく…だけど衝動的に唇を奪ってくれた。
――ちゅううう…っ!!
「んん…っ、は…ふぅ…んっ」
『私やクィーンに遠慮などするな。お互い、存分にキスを楽しもう』
「はっ、はい…♪」
――くちゅう…ちゅぱ…っ!ちゅううっ…ちゅっ…ちゅ…っ……♪
キングと私の舌と舌、唾液と唾液が絡み合う卑猥な音が21世紀の衛さんのマンションの浴室に響き渡るなんて…、普通ならおかしなシチュエーションだって思うんでしょうけど…。
「はぁはぁ…、キングぅ…っ♪」
『キスが上達したな、プルート。その調子だ』
「ありがとうございます…♪〜〜んふぅ…っ、あむ…っ!はぁはぁ…」
ありえないシチュエーションだなんて不自然さは理性が飛んでいる私は一切感じることなく、ただ目の前にいるキングに愛される喜びを私は思う存分感じるだけ…♪
『君は本当に可愛いな…♪』
瞳を閉じ、キングの舌を一生懸命絡ませることに専念する私をキング・エンディミオン様は私の咥内を犯しながら微笑ましく見守ってくれて、大人の上品で甘いキスと言葉で酔わせてくれる…。
――さすが、発売と配布が禁止になった裏プログラムだわ。
本物じゃないって頭ではわかってるはずなのに…、キスの時の唇の感触も肌と舌の質感がとてもリアルで、すっごく気持ちいい…♪
だから同時に、クィーンに対して申し訳ない…いつも抱いてしまう罪悪感すら感じてしまう…。――でも、その禁断の恋心がより一層、私の体の奥まで熱く蕩けさせる…!
〜〜ダメ…ッ、もう…キスだけでイッちゃいそう…っっ♪
「んふぅ…んううううっ…!!〜〜ぷはぁ…っ!はぁはぁはぁはぁ…ん…っ♪」
『フッ、もうイッてしまったのか?ならば、今度は私も楽しませてもらおう…♪』
「あっ、キング、何を…!?――あん…っ」
首筋や耳たぶに吸いつかれて力が抜けた私を、キングはバスタブの縁に腰掛けさせると…、
――もみ…っ♪
「きゃああっ!?」
正面から私の大きな両胸を手袋越しに鷲掴みにした。
――ぐっ…ぐ…っ、もみもみもみ…♪
その重量感のある風船のような柔らかい感触をキングは楽しむようにゆっくり揉み始める。
「あはあっ!いや…っ!はあああああああ…ん♪」
『クィーンより揉みごたえがある大きな胸だ…。気持ち良いか、プルート?』
「はっ、はい!キングぅ…!!あはああああああああ…、…ひうっ!?とっ、とってもぉ…♪」
キングに思う存分胸を揉まれ、どんどん気持ちが良くなるほど、バスタブの縁に腰掛けている私は下半身を湿らせ、自然と足を開く角度も大きくなっていく。
大好きなキングが私の胸を揉んで満足して下さるよう、…少し恥ずかしいけど、バスタブの縁をグッと持って姿勢を安定させ、この両胸を捧げる。
『どうだ、プルート?ここが感じるんだろう…?』
――つん…っ♪
「ああんっ!?」
私の反応を見て楽しむ為にわざとなのか、キングは胸を揉む時に時々、人差し指の先端と中指の腹が私の乳首に当たったり、指と指の間に挟まったりして擦れるように仕向けてくる。
「きゃう…っ!?…ひいっ!!〜〜あああん…っ!!あっ!や、やめて下さい、キング…ッ!」
『フフ、もうこんなに乳首を勃たせて…。――いけない子だ…♪』
――ちゅううううう…っ!!
「んはあ…っ!?きゃああっ!!あああああああああああ〜っ!!」
遊び慣れていないことが一目でわかる私の、年齢の割にウブなピンク色をしている乳首を大きな乳輪ごとキングに口に含まれ、強く吸われて、私は思わず背中を大きく仰け反らせ、絶叫した…!
『気持ち良いか、プルート?』
「は、はい…っ!キングゥ…♪」
――ちゅううううううう…っ!れろれろれろれろ…。
「あはああっ!あっあっあっあっあっあっ…」
最初は乳輪ごと唇で吸いつき、十分に湿らせたうえで、きゅぽんっと音が出るほどの勢いで口から離したら、今度は舌のざらざらした部分で乳首を弾き、イジメてくる…。
「へああああああぁぁぁ〜…!!い…いけません、キング…!そこは…ダメぇ…!ああああっ!?らめぇ…らめぇ…っ♪」
大きな胸が私の弱点のひとつと知っているキングは執拗なまでに乳首を責め立て、豊満な私のオッパイを遠慮なく揉みしだいてくる。
「ああああああああああっ!そんなにされたら…私ぃ…♪」
『良い子だ、プルート。君はクィーンより、ずっと感度が良い』
――きゅうううううううう〜っ!!
「ひはぁ…っ!?〜〜きゃあああああああああああ〜っ!!」
責められ続けてきた乳首は容赦なく前歯で甘噛みされ、もう一方の乳首は手袋をしている無機質な指で強く摘ままれた。
『乳首がだんだんと綺麗な色になってきたぞ。まるで本物のガーネットのようだ』
「あああああああああああ…っっ!!」
あぁ…、愛するキングが私のオッパイにお喜びになっている…♪
できれば、早く下の方も触ってほしい…!…けど、私の想いとは裏腹にキングはオッパイ責めをやめようとはしない。
乳輪に沿って舌を這わせ、自分の唾液で十分に乳輪を湿らせると、私の乳首に舌を乗せ、舌先をドリルのように小刻みに振動させて、くりくりくり…っと乳首を痙攣させる。
「ふああああ…!?いやああっ!!いやあああああああ〜っ!!ああああああ〜んっ!!」
経験豊富なキングだからこそ出来る神業なのだろう。
「あふ…っ!き…っ、気持ち良いですわぁ、キングぅ…!――きゃああああああっ!?あ…っ、そこ…!もっとぉ…っ♪」
快感に溺れ、真っ赤な顔で汗と涙と涎と…さらには軽く鼻水まで流して乱れている状態の私を見て可愛いと思って下さったのか、キングは満足気に微笑んで、また唇に優しくキスしてくれた。
「んううう…っ、ちゅっ、くちゅう…♪〜〜ふあ…っ!あっ!あはああああああああ…」
キングはキスを終えると、私の乳首だけじゃ飽き足らず、また乳輪まで口に含んだまま、ご自分の口をモゴモゴさせると、今度は母乳を求める赤ん坊のようにちゅうちゅう吸ってきた。
もちろん癒しを与える大きくて風船のように柔らかい私の胸を触って揉む手も一切やめようとしない。
「嬉しい…♪キング、私の胸はお気に召して頂けましたか?」
『あぁ、勿論だとも。…だが、今日は裸なのだな?いつものようにセーラー服の上から君の乳首にしゃぶりつきたいものだが…』
――じゅぱ…っ!!ちゅうううううう…っ♪
「あああっ!?そ、そんな…あんっ!卑猥なこと…おほっ!?おっしゃらないで…っ!…あふうっ!あ、あなたはキングなのですよ…っ?」
『君の前では私もただの男だよ、プルート』
「キング…♪〜〜ああ…っ!?また…あはっ!オーガズムがぁ…っ!!――ひああああああああああああああああ〜んっ!!」
キングにこうして耳元で巧みに言葉責めされると、絶頂に軽く何度も達してしまう…♪
『…またイッてしまったのだな?――こちらも、そろそろ頃合いだろう。足を開くが、いいかね?』
「あ…っ♪え、えぇ…。私のアソコを…キングのお好きなようにして下さい…♪」
私はバスタブの縁に先程より深く腰掛けて、縁の上でバランスを取りやすくすると、キングが私の大事な部分を見やすいように大きく足を広げた。
『もう大洪水じゃないか…!まったく君はいけない子だ…♪』
「ご、ごめんなさい…。…キングがエッチなことばっかりするからですよ?」
私の反論にキングは少し意地悪そうに口元を緩ませると、おもむろに私の顔の前に手を突き出してきた。
手袋を脱がせ、という、いつものサインだ。
「し、失礼します…♪」
私は浴室の床のタイルの上に四つん這いになると、目の前にいるキングの両手の手袋の中指を前歯で噛み、キングの手から手袋を左右それぞれ、ゆっくり引っ張って外してやった。
『よくできたな、プルート。従順なセーラー戦士にはキングの私が褒美をやろう』
「あ…っ!?キ、キング!何を――っ!?」
――きゅうううう…っ!!
「ひぎぃ…っ!?〜〜いやあああああああああああ〜っ!!」
キングは素手になった右手の親指と人差し指で、四つん這いになっている私のクリトリスをいきなりギュウウ…ッ!!と強く摘まんで引っ張ってきた。
「〜〜やあっ!?やめ…っ!!いっ、痛いです!キング…ッ!!」
『こうして揉んでいれば直によくなってくるだろう。ここの君の大きなガーネットも顔を出したくてウズウズしているぞ…?』
――もみもみもみ…。ぐっ…ぐっ…きゅっきゅっきゅっきゅ…っ♪
「いやあ…っ!!指…激しぃ…っ!あああああああんっ!!ふあ…はぁっ!?あはああああああああああぁぁ…♪」
キングは親指と人差し指を器用に使い分け、私の陰核を絶妙な強さで押し、揉み転がしていく。
「ふああああああああああ…。はぁはぁはぁ…は…っ…は…っ。――イ…、イイ…♪」
徐々に押し寄せてきた快感に私は息を乱して目を閉じ、小刻みに喘ぎながら浸ると、キングがもっと触りやすいように床のタイルの上に仰向けになり、キングに向かって大きくM字開脚して、太ももの裏を自分で抱え込んだ。
『プルート、相変わらず君はとても気が利くな。そんなに私に触って欲しいのかい?』
「は、はい…!今まで私、キングにしか触らせたことありませんから…♪」
『フッ、嬉しいことを言ってくれるじゃないか。――さて、私専用のココはほぐれてきたかな…?』
キングは、ご自分の太くて長い中指と人差し指を自ら舐めて湿らせると、私の股間の割れ目にその2本をヌル…ッと入れてきて、ぐちゅぐちゅぐちゅ…っ♪と軽快に私の中で動かし始めた。
「あはあああああああっ!!いきなり…っ、2本…なんて…っ!?やああ…んっ!ひ…っ!?きゃあああああああああああ〜っ!!」
キングに親指でクリトリスを揉まれながら膣内を2本の指でぐちょぐちょにかき混ぜられ、私は床のタイルに爪を立てながら思わずエビ反りになって腰を浮かせ、喘ぎ狂った。
――ぐちゅ…っ!じゅぷっ…ぐぷぷ…っ!ぐちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅぐちゅぐちゅ…っっ!!
「ほあああああああぁぁぁぁ〜…っ♪あへぇ…っ!しゅ、しゅごいぃ〜…♪」
(いやああ…っ!〜〜キングの前なのに…はしたない…、エッチな声が出ちゃうぅ…っ♪)
「んあああああああああっ!!ああっ!キング、いけません…っ!!それ以上はぁ――っ!?」
――ぬぷぷぅぅぅぅぅぅぅぅ…っ!!
「ひぎいいいいいいいいいいいいいいいいい〜っ!!ふっ、深いぃぃ…っ♪」
キングの太くて長い指が薬指も入れた3本、根元の部分まで私の膣内に入ってきたから狂うぐらいイイ…っ♪
「あああっ!ひああああああんっ!!キングの…指ぃ…っ、激し…すぎぃ…っ!!〜〜ああんっ!?」
キングが左手の薬指にはめている結婚指輪が私の膣の入口に時々引っかかる…。でも、その背徳感がさらに私の快感を増幅させる…っ!!
「ふあああああああぁぁぁぁぁ〜…♪いいのぉぉ〜!!…おほぉっ♪そこそこそこぉぉ〜…っ!!」
私は快感のあまり、涙と涎と鼻水を流しながら笑みを浮かべる蕩けた顔のまま舌を突き出した。
が、そんな呆けた顔を愛しのキングに見せたくないと、私の中に残っている最後の理性が訴えてくる為、私はほんの少しの抵抗とばかりに、その表情を隠す為に右腕をおでこにつけた。
隠した目からこぼれ落ち続ける大粒の涙、鼻の穴からは無様に鼻水が流れ、涎をだらしなく口の端から垂らし続け、快感を噛みしめるように泡を噛む歯と真っ赤なルージュの塗られた艶やかな唇…。
スラリと伸びた長い脚は大きくM字に開いて快感に小刻みに痙攣しており、黒に緑が混ざった色の前髪は大量の汗で額にくっつき、守るべきクィーンの夫の前で痴態と喘ぎ声を絶えず曝け出してしまっている最年長のセーラー戦士だ…。
――逆に、そこにそそられたらしい。キングは少し鼻息と息が荒くなったようで、夢中になって私に覆いかぶさり、私の真っ赤な唇に貪るように吸いつくと、私の股間を弄る指の動きを一層速めた。
「んほおおおおおおおおおおっ!!はひいいいいいいいっ!!んうう…っ!あ…っ!?〜〜あっ、ダメ…!…おほぉっ♪」
キングが私のクリトリスの皮を器用に剥いていき、遂に私の陰核が顔を出した。
「あ…あああ…」
『おぉ…、ここにも美しいガーネットが…♪』
興奮するキングの鼻息で、私のピンッと勃ったクリトリスがかよわく震えている…。
『寒そうに震えているここを…、私に舐めて欲しいか、プルート?』
「は、はい。キング、お願いします…♪」
キングはニヤッと笑うと、私の股間に顔を埋め、舌先を私のガーネット・クリトリスに向けてきた。
――ペロ…ッ♪
「〜〜…っ!?いやああ…っ!!きゃあああああああああああああ〜っ!!」
キングが放つ連続で押し寄せるオーガズムの波に飲み込まれそう…。
マッドドッグの薬のせいかはわからないけど…、たった一舐めされただけなのに、こんなにすぐ絶頂に達してしまうなんて――っ♪
「――せつなー?大丈夫かー?」
「〜〜…っ!!」
「何か…、さっきから悲鳴のような声が聞こえてくるんだが…?」
〜〜し、しまったわ…!キング・エンディミオン様とのエッチに夢中になっていたせいで、ここが衛さんの家のお風呂で、衛さんが家の中にいるってこと、すっかり忘れてた…。
「〜〜だ…っ、大丈夫よー?ごめんなさいね?スマホでホラー映画を観てたものだから…」
「そうか…。何かあったら、すぐに呼べよー?」
「あ、ありがとう…」
〜〜ホ…ッ、よかったぁ…。
さっきの私の態度で学習したのか、幸い、衛さんはドアを開けずにドア越しに声をかけてくれただけだったので、キングの実体化ホログラムを見られずに済んだわ…。
『――しー…っ。私との逢瀬の最中に、そんなに大声を出したらダメじゃないか』
「も…、申し訳ありません、キング…」
『フッ、それだけ君が感じてくれたのなら私も嬉しいよ。――今度は私に身を委ねてくれ。君はリラックスして気持ち良くなることだけを考えればいい』
「わ、わかりましたわ…」
私が太もも裏を抱えるポーズをやめて、ただ床のタイルの上に仰向けになると、キングは私の足をV字に開脚させ、私の長い脚をぐいっと私の方に倒してきた。
「あん…っ♪」
『両方の穴が丸見えだ…♪とても綺麗だよ、プルート』
「…っっ♪」
――きゅうううう…っ!!
『ハハッ、今、ココがひくついたぞ?』
「〜〜いっ、いやあ…ん!そんな恥ずかしいこと…っ、おっしゃらないで下さい…」
ああぁ…、キングが黙って私のアソコをじっくり鑑賞されている…♪
キングに視姦されているこの間、私のアソコは感激の涙のように愛液を垂れ流し、ヒクヒクとひくつき続けている。
『私がこうして押さえているから、存分にオーガズムを味わうがいい』
キングは私の口を大きな手の平で塞ぐと、皮の向けたクリトリスに焦点を絞って責めを再開した。
――くりくりくりくり…♪
「んほぉっ!?〜〜ほおおおおおおおおお…っ!?おほおおおおお…っ♪」
キングに口を塞がれている為、大きな喘ぎ声はあげずに済んでいる。
でも、これって…、何だかキングに無理矢理犯されているみたいで…、余計に興奮しちゃう…っ♪
――ピュピュ…ッ!
『う…っ!?』
私の尿道から噴かれた潮がキングの顔に丁度かかってしまった…!
「もが…っ!?〜〜ぷはぁ…っ!もっ、申し訳ありません!キング…ッ!!」
『気にしないでくれ。――それより、私の手でもっと潮を噴く君を見たいよ…♪』
「キング…♪」
『私がサポートするから安心して出すといい』
「はい…♪」
嬉しい…!安心して潮を噴けるのがわかったのはもちろん、キングが私の潮噴きをご覧になりたいだなんて…♪
――ペロペロペロ…ちゅううう…っ。ぐちゅぐちゅぐちゅ…っ。
「あっあああああああああ…」
――ぷしゃああああ…っ!
キングに指で膣内を弄られながら乳首を吸われ、私は股間から勢いよく潮を噴射させた。
『フム…、少し尿が溜まっているようだな。だが、こうして出し続けていれば、いずれ色も臭いも消えるだろう』
――ぐちぐちぐち…っ!くちゅ…っ!くちゅくちゅくちゅくちゅ…っっ♪
「ああああああっ!そこぉ…っ!!恥ずかしいです、キングぅ…っ!!あああああああああああああああぁぁぁ…♪」
――ピュ…ッ!ぷしゃああああああっ!!
麻布十番高校の養護教諭が教える、性に関する豆知識。
男子生徒諸君!男の人の射精と同じで、女性もこうして潮を噴かないと苦しいし、体にも良くないの。
だから、自分が気持ち良くなるのを優先して早くセックスに持っていくんじゃなくて、ちゃんとキングみたいに女の人の潮噴きも手伝ってあげないとダメよ?
せつな先生とのお約束…ねっ♪
『どちらが気持ち良い?膣か?クリトリスか?』
「ど、どちらも…あっ!キングにこうして触られているだけで、すごく気持ち良いです…っ♪」
「…フッ」
私の答えを聞くと、キングは何故か私の股間を責めるのをやめてしまった。
「えっ?キ、キング…?」
『私に弄ってほしい方を今度は自分でまさぐるんだ』
「えぇっ?そ、それって…!?〜〜そんな…!キングの前で…そんな…自慰なんて、はしたないこと…っ」
『やるんだ、プルート。私はこうして観察していよう』
ああぁ…、キングのお顔が私の股間のすぐ前にぃ…♪
「は、はい…。わ…っ、私の自慰を…どうぞご覧下さい、キング…」
『自慰ではなく、オナニー…だろ?』
「…っっ!!〜〜私のオ…ッ、……オナニーを…どうぞご堪能下さい…、キング…♪」
――恥ずかしいけど…、キングの指でもう一度…っ、思いっ切りおマンコをかき混ぜられたい…っ!!
私は恥ずかしさで震える指を、愛液で濡れてトロトロの膣内にとりあえず第一関節まで入れてみた。
――つぷ…っ!
「あん…っ」
「ほぅ、今日は膣の方が感じたのか?」
「え、えぇ…。〜〜あ…っ!はぁはぁはぁはぁ…」
キングが先程やって下さったように、左手でおマンコを拡げ、右手の人差し指と中指で激しく膣壁を擦ってみる…。
――くちゅくちゅくちゅ…っ。
「んんん…っ!あっあっあっ…」
――じゅぷっちゅぷっ…、くぷ…っ!
「ああああああっ!〜〜いやああああああんっ!!」
――くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ…っ!!
「ひああああああああ〜っ!!〜〜いやあああああああっ!!やっぱり恥ずかしいですぅ…っ!!〜〜見ないでぇっ!!こんなエッチな私を見ないで下さい!キングぅ〜っ!!」
「……」
あぁ…、それでも愛するキングは私のオナニーショーをこんな間近で熱心にご覧になっている…♪
それだけで…、もう…っ。
――ペロ…ッ♪
「…っ!?あはあああああああんっ!!」
キングの荒くなった息がかかるほど近くで私のおマンコを凝視していたキングは徐に舌先でヴァギナを舐め、溢れて止まらない私の愛液を美味しそうにすすり始めて下さった。
じゅるるるるる〜っ♪じゅずず…っ、ごぷ…っ…ごく…っ、ごく…っ♪
「あああ…っ!?いやああああああああ〜っ!!キング、いけませんっ!!そんな…、汚い…っ」
「プルートのラブジュース、甘く蕩けてて最高に美味いぞ?」
「そ、そんな…、キング…ッ♪」
「自分でも飲んでごらん…」
キングは私の愛液を口の端から垂れるぐらいたっぷり口に含むと、私の唇にキスをして、私の口に濃厚なラブジュースを注ぎ出して下さった。
「んぷぁ…っ、やあ…っ!〜〜んんん…っ!?はぁぁん…、ごく…っ…ごきゅ…っ…ごきゅ…っ♪」
あぁ…、キングの唾液と私の愛液が混ざり合った…、禁断の果実のような甘い味が口の中いっぱいに広がっていく…。
「あああっ!イッてしまいそうですぅ…!キングぅ…!愛していますわ、キングぅ…っ!!」
「私も愛しているよ、プルート」
キングは優しく微笑むと、私の手の甲に自分の手を添え、ぐうううっと力を込めて私の膣内に押し込んだ。
――じゅぷううううううううううう…っ!!
「ひがぁ…っ!?〜〜ああああああああああぁぁぁぁぁ〜んっ!!」
キングの手ほどきによって私の人差し指と中指がさらに奥まで入っていき、私は快感のあまり、涙を流しながら長い髪を振り乱した。
「ひいい〜っ!!気持ち良いぃ〜っ!!あはっ!もっ、もう限界ですぅ…っ!〜〜キング、お願いしますっ!早くお慈悲を…っ!!」
『そんなに焦るな。――ほら。こうして時々、クリトリスの裏を爪で引っ掻いてやると、狂うぐらい良いだろう?』
――カリカリカリカリ…ッ♪
「〜〜あはあああああっ!!気持ち良い〜っ♪そ…っ、そうじゃなくて!〜〜キング…!焦らさないで下さい…っ!!」
『ハハ…、可愛いよ、プルート。もっと気持ちよくさせて、乱れ狂う君を見てみたいものだ…♪』
「あああああっ、そんなぁ…!お願いします!キングぅ!!私のはしたないアソコを…!今度はキングのアソコで慰めて下さいぃ…っ!!」
『…いいだろう』
――ぐちゅうううううっ!!
「ああああああああああああぁぁぁ〜っ!!」
「ほら、こうして欲しいのだろう?」
「〜〜ちっ、違います!指じゃなくて――っっ!!」
――ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…っ♪
「ほああああああああああああぁぁ〜…あはは…っ…♪でも、指もすっごくイイ〜…♪――あひ…っ!?そ、そんなに入り…ませ…っあ!?ああああああ〜っっ!?ダメぇぇぇ〜っ!!」
『最初と比べたら、だいぶほぐれたな。――ほら、私の指が4本も入ったぞ?』
「いやああああ〜っ!!やめてぇ〜っ!!そんなに入れたら裂けちゃいますぅ〜っ!!」
『フ…ッ』
私の『もうやめて』が本当は『もっとやって』の意味なのをキングはご存知なので、抜くどころか私の膣内を犯す指4本をさらに激しく動かして下さる。
「いやああああああああ〜っ!!イキすぎて…もう…っ、おかしくなっちゃうぅ…っ!!」
あぁ…、大好きなキングの指が私の中で、こんなに暴れてるぅ…っ♪
早く私の中へいらして下さい、キング…!もう私のアソコは準備万端なのにぃ…っ!!
『こんなにヴァギナをひくつかせて…。――フフッ、そんなに私のが欲しいか?プルート』
「は、はいっ!キング…!!はぁ〜はぁ〜…、どうか私にお慈悲を…っ」
『どこをどうして欲しいのか、具体的に言ってみろ』
――ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…っ!!
「あ…あは…っ!そ…んなぁ…♪」
『…ちゃんと名称も言って、おねだりしないと褒美は抜きだぞ?さぁ、どうして欲しいのだ?可愛くおねだりしてみるがいい』
〜〜そ、そんな…。あんな恥ずかしい言葉を…キングの前で言わなければいけないなんて…。
「わ、私の…お…、お…ま…――」
『ん?…聞こえないぞ、プルート?』
「あひいいいいいいいぃぃぃ〜っ!?」
キングは私を困らせて楽しむように、私のヴァギナを指でなぞって焦らしてくる…。
「お…、お慕いするキング・エンディミオン様の…っ、あ…愛人であり…、愛玩具である…わ…私…、セ…、セーラープルートの…熟れた…お…、〜〜おマンコ…を…っ!キ…、キングの…熱くて太い肉棒…で…っ!」
『…肉棒じゃないだろ?』
「…っ!!……お…っ、おち…ん…ち…ん…。〜〜そう!キング・エンディミオン様の立派なおチンチンで私のはしたないおマンコをどうか激しく擦って下さいませぇ…っ!!」
「――よく言った。望み通り、褒美をやろう」
そう言って、キングは優しく私の頭を撫でてキスして下さると、私の両足の足首を持って大きくV字に開き、一気に膣の奥までペニスを挿入して貫いてきた…!!
「ああああああああああああああああああぁぁぁ〜っ!!」
キングの熱くて固いペニスが濡れそぼってヌルヌルの私のおマンコに…っ、は…、入ってきたぁ…っ!!
「あああっぁぁああああああっ!!〜〜そんな…っ!?いきなり奥…までぇ…っ!!いけません…っ、キング…!いやあああああああ〜っ!!ダメぇ〜っ!!」
『う…っ♪』
――ビュルルルル…ッ!!
「え…っ?〜〜な…っ、中に…!?いやああああああああ〜っ!!ああああああああぁぁ〜っっ!!」
『はぁぁぁ…♪君の子宮口に挿入したら、まずは一発決めないとな?』
「ああああ…、出てるぅ…!私の中に…キングの子種がぁ…っ♪」
あぁ…、私の子宮にキングの精液が直接注ぎ込まれてしまった…♪
「い、いけませんわ!これ以上したら…っ、あ…っ♪私もキングのお子様を身ごもってしまいます…っ」
『シルバー・ミレニアムの後継者であるクィーンは世継ぎの娘一人しか産めないのは知ってるだろう?私は昔からどうしても男の子が欲しいのだよ。――プルート、君がスモール・タキシード仮面を産んでくれるね?』
「キ…、キング…♪」
私が…、衛さんにそっくりなキングのご子息の母親…に…?
――きゅううううぅぅぅ…っ!!
『ううう…っ!!』
――ドプ…ッ!!
「え…っ?〜〜きゃあああああああっ!!あっ、また膣内で射精がぁ…っ!?」
『ハハッ、すごい締め付けだな。そんなに私の子を産めるのが嬉しいか?』
「え、えぇ…、とっても…♪」
エアーセックス用に作られた裏プログラムの為か、キングは私の中で何度射精しても、すぐにペニスのふくらみと勃起を復活させて、私が膣内で感じる個所を擦り続けて下さる。
キングは足首に添えていた手を今度は私の太ももに添えると…、
――ズン…ッ!!
「ふあああああああああああああああああぁぁぁ〜っ!!」
理数系の衛さんらしく、キングはもっと深く私のおマンコをえぐれるように角度や速度を頭の中で計算して調節すると、正常位で、さらに激しく腰を振ってきた…!!
――ズリュッッ!!ズコッズコッズコ…ッ!!ズッズッズッズッ…!!ヂプッヂプッヂプッ…!!