美少女戦士セーラームーン 長編リメイク小説
ACT.2「セーラー戦士、集結!」その3
図書室で熱心に勉強する亜美に付き合い、自分も勉強するうさぎ、目を盗んで机の下でメールを打つ。
(『――今、図書室で勉強地獄にはまってます。助けて〜!』)
送信するが、メールが送れないと表示。
「…あれ?電波が悪いのかな?」
携帯を持って電波状況が良い所を探すうさぎ。
「どうしたの、うさぎちゃん?」
「あ…、〜〜いや〜、わからないところをせつな先生に聞いてみようかな〜って…」
「まぁ!疑問解決に精を出すなんて良い心がけだわ!でも、お勉強のことだったら私に聞いてくれても構わないのよ?可能な限り分析した結果をわかりやすく教えてあげるわ」
「〜〜あ、あははは…。ありがと、亜美ちゃん…」
「――きゃああ――っ!!」
「…!?な、何…!?」
図書室にいる生徒達が悲鳴をあげながら次々倒れ、暗闇に呑み込まれていく。
「これは…!?」
直後に黒のマーブルの異空間へ転送されるうさぎと亜美。椅子がなくなり、尻もちをつくうさぎ。
「〜〜いったぁ〜い…」
「これは夢かしら…?〜〜やだわ…、私ったらお勉強の最中に居眠りしちゃうなんて…」
ジェダイトがなるの家で作った異空間を思い出すうさぎ。
「この間のと同じだ…!〜〜えぇ〜っ!?またあの怖いのと戦うの〜!?」
「え?」
「…!危ない…!!」
黒い氷の刃が襲いかかり、慌てて亜美をかばってよけるうさぎ。
「――さすがはセーラー戦士。反射神経は良いようだな」
剣を持ったゾイサイトが姿を見せる。
「この間の奴じゃない…!?」
「私はゾイサイト。以後お見知りおきを、セーラームーン」
「…!うさぎちゃんがセーラー戦士…!?」
「〜〜くぅおらぁっ!!勝手に正体バラしてんじゃないわよっ!!正義の味方は正体がわからないのが美学なんですからね〜っ!?」
「フフッ、そちらの娘もエナジーを奪われなかったということは、やはりセーラー戦士か。フフ、我々の判断は正しかったというわけだな」
「〜〜人の話を聞きなさいよっ!!ダメよ!?亜美ちゃんは私が絶対守るんだから…!!」
亜美をかばって前に出るうさぎ。
「う、うさぎちゃん…。これは一体…?」
「話せば長いから、今はカット!私の後ろに隠れてて!」
ブローチを輝かせ、掲げるうさぎ。
「チッ、変身する気か…!」
「…………」
「…?」
うさぎ、ポーズを保って、しばし沈黙。
「…ありゃ?」
「…どうしたの、うさぎちゃん?」
「〜〜変身の呪文、忘れちゃったぁ〜っ!!」
「えぇっ!?」
「〜〜ズルッ!……こんな奴が我々の敵とはな…。せめてもの情けだ!一瞬で塵にしてくれる…!!」
剣を構え、呪文を唱えて、黒い氷の刃を次々放つゾイサイト。
「〜〜きゃああ〜っ!!やだやだぁ〜!!はるかさ〜ん!みちるさ〜ん!せつな先生〜っ!!」
泣きながら亜美の手を引っ張り、一緒に逃げるうさぎ。
★ ★
途中で襲ってくる妖魔達を倒しながら廊下を走っていくウラヌスとネプチューン。
「〜〜くそっ!どこまで続くんだ、この廊下は…!?」
「さっきから、ずっと同じ場所を回っている気がするわね…」
闇の中から現れ、ウラヌスとネプチューンを囲む妖魔達。
「〜〜倒しても倒してもきりがないわね…」
「〜〜くっ、こんな所でくたばってたまるか…!」
――ドスッ!!
「ぎゃあああ〜っ!!」
「…!?」
妖魔を素手で倒し、ウラヌスとネプチューンと顔を合わせるまこと。
「お前は木野まこと…!?」
「…!あんた達は…!!」
「――キエエエエエッ!!」
襲ってくる妖魔達を共に倒していくまこと、ウラヌス、ネプチューン。
――ザシュッ!!
「…っ!」
「ディープ・サブマージ!!」
「ギエエエエエ…!!」
ネプチューンの深緑の攻撃弾に呑まれ、消える妖魔達。
「大丈夫?」
手を負傷し、押さえているまこと、手を差し伸べるネプチューンに後ずさる。
「安心しろ。僕らは敵では――」
「ほ…っ、本物のウラヌスとネプチューンだ…♪」
「…え?」
顔を真っ赤にして興奮し、元気に立ち上がって頭を下げるまこと。
「自分、麻布十番高校1年、木野まことです!趣味は料理、特技は空手!自分、セーラー戦士の大ファンなんです!!握手して下さい!!」
「あ…、それは…どうもありがとう…」
苦笑しながら、まことと握手するウラヌスとネプチューン。
「うおお〜っ!!ウラネプさんと握手しちまった〜!!もうこの手は一生洗わないぜ〜♪」
「〜〜な、何だか…」
「〜〜想像してたイメージと違う娘ね…」
突然、襲ってきた黒の衝撃波をよける3人。怖い顔で宙から降り立つサターン。
「サターン…!?」
「――その娘はもう俺達の仲間さ」
剣を肩で担ぎながら歩いてくるネフライト。
「てめぇは誰だ!?」
「俺はダーク・キングダム四天王の一人・ネフライト。まぁ、味方じゃないことは確かだな」
「我らが女王の為にエナジーを頂く…!」
「〜〜てめぇ…、サターンさんに何をした!?」
「簡単なことさ。邪悪なエナジーを浴びせ、心を闇で支配した」
「今すぐ元に戻せ…!!」
「俺が術をかけたわけじゃないんでね、残念ながら解き方は知らん。…そうだなぁ。動かなくなるまでボコボコにすれば、ひょっとしたら催眠が解けるんじゃないか?」
「〜〜ふざけるなぁっ!!」
ネフライトに殴りかかるウラヌス。ウラヌスの拳がネフライトに当たりそうになると、サターンが鎌でかばう。その隙にダーク・パワーをウラヌスに浴びせるネフライト。
「うわ…っ!!」
「ウラヌス…!!」
「――無駄よ。四天王には指一本触れさせやしない…!」
「〜〜くそ…っ」
「サターン…」
サターンに護衛させるネフライトを睨むウラヌス、ネプチューン、まこと。不気味に微笑むネフライト。
★ ★
美奈子を羽交い絞めにしているクンツァイトとレイを押さえつけているジェダイトを睨むプルート。
「何なの、この変な夢…?〜〜私、何かに憑かれてるかもぉ…。レイちゃ〜ん、後でお祓いしてぇ〜…」
「〜〜少しは黙ってなさいよ…!」
「フフッ、夢か。…これでもそう思うかな?」
剣で少し切れ、美奈子の首から血が垂れる。
「〜〜きゃああ〜っ!!救急車、救急車ぁ〜!!」
「美奈子ちゃん…!!」
「さぁ、おとなしく武器を渡せ!可愛い生徒が死ぬところが見たいか!?」
「〜〜く…っ」
「先生、ダメ――!う…っ!!」
レイの頬を殴るジェダイト。
「やめて…!!エナジーが欲しいなら、私の命ごとあげるわ!!〜〜だから、二人を解放して…!!」
ロッドを床に置き、クンツァイトの方へ蹴飛ばすプルート。
「先生…」
「フッ、良い先生を持ったな?」
美奈子とレイを解放したクンツァイトとジェダイトは剣を地面に突き刺す。そこから黒い蔓が伸び、プルートを縛ってエナジーを吸い取る。
「あう…っ!」
「せつな先生ぇっ!!」
「〜〜うぅ…、早く逃げて…っ!」
「黙れ!!」
剣から黒い電流が発し、蔓を伝ってプルートの体に流れ込む。
「きゃああああああ…!!」
「〜〜いやああっ!!せつな先生ぇっ!!」
「〜〜美奈子ちゃんっ!」
プルートに駆け寄ろうとした美奈子の肩を掴むレイ。
「〜〜離して!!先生が死んじゃうっ!!」
「〜〜早く来なさい…っ!!」
「〜〜離してよぉぉぉ…っ!!」
美奈子に肩を貸し、一緒に逃げるレイ。
「…いいのか、クンツァイト?」
「フッ、この異空間で逃げ切れるものか。この女を殺してからでも十分だ」
「ククッ、それもそうだな」
「レイ…ちゃん…、美奈…子…ちゃ…ん……」
逃げていくレイと美奈子に微笑み、気を失うプルート。
★ ★
逃げたうさぎと亜美を探して歩くゾイサイト。
「チッ、馬鹿なくせに逃げ足は速いな…」
息を切らして走っているうさぎと亜美。
「〜〜はぁはぁ…!まったくもう…、何でこんな目に遭うのよぉ…」
「きゃあっ!?」
「亜美ちゃん…!大丈夫!?」
「ごめんなさい…。足がもつれちゃって…」
転んだ亜美を起こし、周りを見るうさぎ。
「少し休憩しよっか?あいつもどっか行っちゃったみたいだし」
「ごめんなさい…」
「ううん、私も疲れちゃったしさ…」
亜美の隣に大の字に寝転び、異空間を見上げるうさぎ。
「あーあ…。高校入ってから変なことば〜っか!女子高生になったら寄り道してー、彼氏作ってーってウキウキだったのに…」
「…あの…、うさぎちゃん」
「んー?」
「その…、さっきは助けてくれてありがとう」
「あはは、間一髪だったけどね〜」
「私もうさぎちゃんみたいに勇敢な女の子になりたいな…。いつも明るくて、友達に囲まれてて…、すごく羨ましいわ。私も誰かを笑顔に、幸せにできる人間になれたらいいのに…」
「え〜?何で〜!?私は亜美ちゃんが羨ましいよ!だって、超頭良いでしょー?お金持ちでしょー?そのうえ、お医者さんになるって夢もちゃーんと持ってて…」
「うさぎちゃんは将来の夢ないの?」
「うーん、そうだなぁ…。――いつか本当に好きな人と巡り会えたら、その人のお嫁さんになりたいな。そんでー、可愛い子供を産んでー、世界一幸せな奥様になるの〜♪」
「ふふっ、そう。素敵な夢ね」
「えへへ〜♪まだ先の話だけどね〜」
タキシード仮面を思い出し、微笑んで体育座りをするうさぎ。
(――また助けに来てくれるかな、あの人…?)
飛んでくる黒い氷の刃をよけるうさぎと亜美。ゾイサイトが宙に浮かびながら登場。
「馬鹿め!私の庭から逃げられると思ってるのか?」
「ゾイサイト…!」
ゾイサイトを睨み、亜美をかばううさぎ。
「手間を取らされた分、たっぷり礼をさせてもらうぞ…!!」
黒い氷の刃を連射するゾイサイト。
「きゃあああっ!!」「きゃあああっ!!」
逃げながら転ぶうさぎと亜美。
「死ねぇぇぇっ!!」
剣で斬りかかるゾイサイトに身構えるうさぎと亜美。薔薇が飛んでくる。
「…!誰だ!?」
「あれは…!タキシード仮面様…!!」
闇の中から現れ、ステッキを構えるタキシード仮面。
「汚れた異空間に咲く可憐な花達。その美しい花達を邪悪な力でむしりとろうとする輩は、このタキシード仮面が許さん!」
「チッ、邪魔をするなぁっ!!」
ゾイサイトの氷の刃をステッキを回して弾き返し、うさぎと亜美を守るタキシード仮面。
「セーラームーン、落ち着いて変身の呪文を思い出せ!君ならできるはずだ…!!」
「タキシード仮面様…」
目を閉じて、心を落ち着かせるうさぎ。変身ブローチが光り、目をくらませるゾイサイト。目を開き、ブローチを掲げるうさぎ。
(――わかったわ!変身の呪文は…!!)
「ムーン・プリズム・パワー・メーイクアーップ!!」
セーラームーンに変身するうさぎ。
「すごいわ、うさぎちゃん!」
「亜美ちゃん、先に逃げてて!少し先にウラヌスとネプチューンの反応を感じるわ!」
「うさぎちゃん…。〜〜ごめんなさい、無事でいてね…!?」
「〜〜逃がすかぁ…っ!!」
ステッキを伸ばし、ゾイサイトの鳩尾に先端を当てるタキシード仮面。
「〜〜ごほ…っ!くっ、どこまでも邪魔しやがって…!!」
「今だ、セーラームーン!」
「はいっ!」
ムーン・スティックを手中に出し、ゾイサイトに向けるムーン。
「ムーン・ヒーリング・エスカレーション!!」
「ぐわあああああっ!!〜〜ぐ…っ、この借りは必ず返してやる…!」
傷だらけになり、悔しく瞬間移動して消えるゾイサイト。
「よくやった、セーラームーン!」
「えへへ、タキシード仮面様のお陰です…♪」
タキシード仮面を見つめるムーン。
(――どうしてだろう…?この人といると力が湧いてくる…。一人じゃ絶対無理なこともクリアーできそうな…、そんな無限のパワーを感じるの…)
「仲間の元に向かおう。皆が君の力を必要としている…!」
「はい!」
一緒に走っていくムーンとタキシード仮面。タキシード仮面をアップで水晶玉に映し、ダーク・キングダムのアジトから見ているクイン・ベリル。
「〜〜この男はもしや…!?」
★ ★
蔓に捕らわれ、傷だらけでぐったりしているプルート。
「フッ、さすがはセーラー戦士だな。エナジーを吸い尽くされてもミイラにならんとは」
蔓を撤退させるクンツァイトとジェダイト。地面に落とされ、うつ伏せに倒れるプルート。プルートの頭に足を乗せ、踏みつけるジェダイト。
「まずは一人か…。ククッ、仲間を助ける為に己を犠牲にするとは愚かな女だ」
「小娘どもを追うぞ。この異空間だ。方向感覚を失って、そこら辺をさまよっているに違いない」
瞬間移動するクンツァイトとジェダイト。やって来るムーンとタキシード仮面。
「プルート…!!」
駆け寄り、プルートを抱き起すタキシード仮面。泣きながら呼びかけるムーン。
「プルート!しっかりして…!!〜〜プルート!!」
「脈が弱っている…。〜〜このままでは危険だ…!すぐにエナジーを取り戻さなくては…!!」
ガーネット・ロッドが赤く光り、ムーンとタキシード仮面に近づいていく。
「これはプルートのロッド…?」
ロッドの光がネフライトとサターンと戦うウラヌス、ネプチューン、まことを映し出す。
「ウラヌス!ネプチューン!まこちゃん…!!」
ロッドが宙を浮いて移動。ムーンが来るのを待っている。
「ウラヌス達の所へ連れて行ってくれるの…?」
「セーラームーン、行くんだ!彼女は私が見ていよう」
「お願いします!――ガーネット・ロッド、お願いね!」
ロッドの赤い光に包まれ、瞬間移動するムーンを見送るタキシード仮面。
「〜〜ん…っ」
苦しそうに息を荒げるプルートの手を握りながらムーンが消えた場所を見つめるタキシード仮面。
「気をつけるんだぞ、セーラームーン…!」
★ ★
「――ウラヌス・スペース・タービュレンス!!」
「ネプチューン・ヴィオロン・タインド!!」
「デス・リボーン・レボリューション!!」
黄と深緑の攻撃弾を打ち消す黒の攻撃弾。
「はああああっ!!」
ウラヌスとネプチューンにサイレンス・グレイヴで攻撃するサターン。
「〜〜くっ、目を覚ませ!サターン!!」
「私達がわからないの!?」
「ハハハ…!今のこいつに何を言っても無駄だ!我々の邪悪なエナジーは、そう簡単に抜けはしない!」
「〜〜この野郎…っ!!」
ネフライトに殴りかかるまこと。拳を受け止め、まことを背負い投げするネフライト。
「うわああっ!!」
「木野さん…!!」
「おとなしく闇へ還りなさい!サイレンス・ウォール!!」
「うわああああっ!!」
「きゃああああっ!!」
「ダーク・パワー!!」
「あああああっ!!」「あああああっ!!」
傷だらけで倒れるウラヌスとネプチューン。
「ウラヌス!!ネプチューン!!〜〜卑怯だぞ!?私にも攻撃してこいっ!!」
「…ただの人間のお前を甚振ってもつまらないもの」
「そう焦るな。この二人を殺した後で、たっぷり可愛がってやる」
「〜〜ナメんなぁっ!!」
再びネフライトに殴りかかるまこと。テレポートし、よけるネフライト。勢いで前につんのめるまこと。
「フフ、そんなに俺に構ってもらいたいか?」
「うわあああっ!!」
まことにダーク・パワーを浴びせるネフライト。
「すぐに楽にしてやる。――覚悟しろ…!!」
ネフライトの手中でさらに渦巻く黒い闇。
「〜〜やめろぉっ!!」
傷だらけで、まことの前に出てかばうウラヌスとネプチューン。
「ウラネプさん…!」
「愚かな…。全員、闇の力に屈するがいい…!!」
さらに闇を渦巻かせ、掌を向けるネフライト。身構えるウラヌス、ネプチューン、まこと。
「――セーラームーン・キーック!!」
肩にキックが当たり、よろめくネフライト。
「〜〜お前は…!」
「皆の学校を占領し、我が物顔で闊歩する四天王!何の関係もない人達を巻き込んで、エナジーを吸い尽くそうとするなんて許せない!!愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーンが月に代わっておしおきよ!!」
「セーラームーン!」
「おぉ〜っ♪あれが新入りのセーラームーンか!!」
「〜〜チッ、ゾイサイトめ、しくじりやがったな…」
「――相変わらず自信だけは一人前だな、セーラームーン」
現れるジェダイトとクンツァイト。
「ジェダイト…!〜〜と、まだいたの〜っ!?」
「小娘達を追い詰めようと思ったが、こちらが少し気になってな。様子を見に来て正解だった」
「〜〜ふっ、ふ〜んだ!何人いようが、このセーラームーンちゃんの敵じゃ――!」
「――さっきはよくもやってくれたな」
クンツァイトの隣に現れるゾイサイト。
「この仕返し、倍にして返してくれる…!」
「〜〜うわぁ!?どんどん増えてく〜っ!!」
「フッ、これで四天王勢揃いというわけか」
「先程は油断したがな…。だが、本気を出す時が来たようだ…!」
剣を再び手中に呼び出す四天王。構えるムーン達。剣が黒く光り出す。
「今こそ我ら四天王の力!」
「たっぷり思い知らせてやる!」
「セーラー戦士、これがお前達の最期だ!!」
剣を掲げる四天王。刀身から黒い雷が放出され、ムーン、ウラヌス、ネプチューンに流れ込む。
「きゃあああ〜っ!!」「うわあああ〜っ!!」「ああああ〜っ!!」
「〜〜セーラームーン…!!ウラヌス!!ネプチューン…!!」
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