★9−4★
格納庫。抱き合って倒れている大神とあやめ、目覚める。
「〜〜う…、大神君、大丈夫…!?」
「は、はい…。ここは…、格納庫…?」
「――ようやくお目覚めか」
歩いてくる叉丹。後ろに並ぶ脇侍達。あやめをかばう大神。
「〜〜山崎少佐…!」
「その名で呼ばれるのは久しいな。あやめ、約束通り迎えに来たぞ」
「すぐに撤退して下さい!!でないと…」
銃を構えるあやめ。
「ほぉ、やっと私を撃つ気になったか。面白い、早くやってみろ」
手を震わせながら撃つあやめ。弾がそれる。
「どうした?お前の銃の腕はそんなものではなかろう?」
「〜〜く…っ」
「ははは…!そんなに私を殺すのが怖いか?早くしないと己が死ぬぞ?」
大神とあやめを囲む脇侍達。震えるあやめの銃を降ろさせる大神。
「俺が突破口を開きます。あなたは光武で司令達の救出に向かって下さい」
「だ、駄目よ…!一人で残るなんて無茶だわ…!」
「誓いましたよね、あなたを守るって」
「大神君…」
「ふっ、愛する女の為に死のうと言うのか?だから人間はくだらんのだ」
「あなたもあやめさんを愛してたんじゃないですか!?なのにこんな裏切り…!彼女があなたをどんな気持ちで待ってたか考えたことあるんですか!?」
「馬鹿馬鹿しい。あやめ、貴様が私にどんな感情を抱いていたか知らんが、所詮愛など幻想。お前を愛しいと思ったことなど一度もないわ…!」
目を見開くあやめ。
「もしかしてあの夜のことを言っているのか?だから女は愚かなのだ。一度抱かれたぐらいですぐ愛を本気にする。どうせそこの小僧にも抱かれたのだろう?教えてやる、この小僧もお前など本気で愛しているものか!」
「違う…!!俺はあやめさんを心から愛してる!!だからこそ、命をかけて守りたい…!!だから俺は強くなれるんだ!!」
「騙されるな。いつかこいつにも裏切られる。どうせ愛を失くすなら、最初から信じねばよい!愛さねばよいのだ…!!」
「〜〜あ…あ…」
「信じて下さい!!俺は一生あなたを愛し続けます!!誰も愛さずに生涯を終えるなんて、そんなの悲しすぎるじゃないですか…!!」
「そうだ、人生は苦しみ、悲しみのみ…。ほんの少しの快楽を求めて、人は彷徨う。だから幻想の愛が生まれるのだ」
「愛は幻想なんかじゃない!人は愛があるから生きていけるんだ!…山崎少佐は俺が説得してみせます!あなたは早く皆の〜〜うわああっ!!」
大神の背中に衝撃波を撃つ叉丹。
「大神君っ!!」
「ごちゃごちゃうるさい男だ。早くあやめを渡せ。でないと死ぬぞ」
衝撃波を撃ち続ける叉丹。あやめを抱きしめ、かばう大神。
「〜〜絶対に…っ、貴様なんかに渡すものか…!」
「無駄な努力を…。私はお前のような奴が一番嫌いなのだ…!」
「〜〜ぐ…っ!!うぅ…うおおおおっ!!」
あやめを抱え、素手で脇侍を倒す大神。驚く叉丹。あやめを入口で降ろす。
「早く逃げて下さい…っ!」
大神の拳が真っ赤に腫れている。動揺するあやめ。
「火事場の馬鹿力か…。だが、それもここまでだな。――やれ!」
襲ってくる脇侍達。拳で倒すが、やられ、吹き飛ばされる大神。
「うわあああっ!!」
目を見開くあやめ。近づいてくる叉丹。
「愚かな…。光武も武器もなしにどうやって勝つつもりだ?」
「〜〜それでも、俺はあやめさんを守る!!たとえこの身が滅ぼうと、愛するあやめさんを必ず守ってみせる…!!はあああああっ!!」
脇侍達と戦う大神。立ち尽くすあやめ。
「勝手にほざいていろ。…待たせたな、さぁ、行こ――」
銃声。目を見開く叉丹。血で染まる叉丹の左胸。銃口を向けているあやめ。
「あやめさん…!?」
「〜〜な…、あ…、あやめ…!?」
「…私、心のどこかで信じてました。悪に染まったあなたでも説得すればいつか元に戻ってくれるって。でも、甘かったんですね。あなたは完全に変わってしまった。あなたはもう山崎少佐じゃない。葵叉丹、私達の敵よ!!」
顔を上げ、何発も撃つあやめ。撃たれ続ける叉丹。
「ふ…ふふふ…、何を言っている?私を愛しているのだろう?これからはずっと一緒にいられるのだぞ?私の右腕となってこの世界を――」
「お断りします。私は陸軍少佐及び帝国華撃団副司令!帝都に仇なす悪を滅ぼすのが使命です!!」
合気道で叉丹に攻撃するあやめ。血を吐いて膝をつく叉丹。
「あ、あやめ…、この私を…、〜〜断ち切ると言うのかああっ!?」
「私には愛してくれる人がいる!愛する仲間がいる!だから私はあなたとは行きません…!!」
鉄の棒を振り回すあやめ。同じ物を大神にパスする。
「援護するわ!私達の愛の力、見せつけてやりましょ!」
「あやめさん…!――はい!」
脇侍達を倒していく大神とあやめ。最後の脇侍が倒れ、爆発。笑う叉丹。
「何がおかしい!?」
「必ずや後悔するぞ、あやめ…!?地獄の苦しみを味わいながら、必ず我が前にひざまずかせてやる…!!ふふふ…、ふははははは…!!」
消える叉丹。
「ふふっ、面と向かって言うと、結構すっきりするものね…」
「あやめさん…」
顔を覆って涙を流すあやめ。抱きしめる大神。
「泣いてる暇なんかないってわかってる…。でも、お願い…。〜〜もう少し…このままでいさせて…」
「泣きたい時は思い切り泣けばいいです。悲しみを分かち合うのも、俺の役目ですから…」
声をあげて泣くあやめ。強く抱きしめる大神。
★ ★
二階。廊下を走るさくら、紅蘭、風組。紅蜂隊の砲撃に吹き飛ぶ椿。
「きゃああーっ!!」
「椿っ!!」
「大丈夫ですか…!?しっかりして…!!」
「えへへ…、紅蘭さんの実験台やっててよかったぁ…」
「せやで、椿はん!日々の行動に無駄はないんや!」
ロケットランチャーを構える紅蘭。青ざめる風組。はしゃぐさくら。
「わぁ!やっちゃえ、紅蘭〜!!」
「いっくで〜!『ぶっとびくん』、発射ーっ!!」
「〜〜ひいい〜っ!!」
耳を塞ぐ風組。発射するロケットランチャー。壊れる紅蜂隊。
「……い、生きてる…?」
「せやから言うたやろ?ほんま、慣れっちゅーんは恐ろしいもんや」
燃える紅蜂隊の残骸を見つめる紅蘭。
「……もう悪事には利用されへんからな。安心しておやすみ…」
「紅蘭…」
「――あ、せや…!」
自分の部屋に飛び込み、光武の設計書を抱きしめる紅蘭。
「よかった。無事やったか…!」
部屋に入ってくるさくらと風組。
「どうしたんですか?」
「すまん、すまん。これ、忘れてたわ。うちの一番の宝物やさかいな」
複雑なかすみ。紅蘭の背後に紅蜂隊がいて、刃を振りかざす。
「〜〜危ない…!!」
銃声。壊れる紅蜂隊。駆け寄るマリア。
「大丈夫!?」
「おおきにやで、マリアはん」
「よかった…。皆、無事ね?」
「はい!マリアさんもご無事で何よりです!」
「すぐ格納庫に集合して!素手じゃ埒が明かないわ。光武に搭乗できれば対抗できるはずよ!」
「了解や!」
走っていく紅蘭、かすみ、由里。
「あの、マリアさんは…?」
「心配しないで。すみれと接触したらすぐ向かうわ。さぁ、先に行って」
「了解しましたぁ!無事に帰ってきたらチューしてあげますね!」
走っていく椿。
「…ふふっ、それぐらい余裕があれば大丈夫ね」
「あの、すみれさんはご一緒じゃないんですか?」
「えぇ、二階は確認したから、たぶん一階か地下にいるはずよ」
「ご一緒していいですか?すみれさん、最近、元気ないみたいで心配で…」
「……私一人で大丈夫よ。あなたは先に行って」
「〜〜でも…!」
集まってくる紅蜂隊。銃で撃つマリア。生き残りが突進してきてマリアに刃を振り下ろす。身構えるマリア。斬って破壊するさくら。
「やっぱりお一人じゃ危険です!ここは協力して――」
「…ふふっ、すみれが嫉妬する気持ちもわかるわ」
「え?」
「今のあなたは花組の心強い戦力よ。他の皆と一緒に早く光武に搭乗しなさい。助けはそれからでいいわ」
「あ、マリアさん…!」
走っていくマリア。心配に見つめるさくら。
★ ★
支配人室。隠れるアイリス、カンナ、米田。カンナと米田の拳の傷を癒すアイリス。
「――はい、もう大丈夫!ちちんのぷいで治ったよ」
「はは、ありがとよ、アイリス」
「紅蜂隊は三機か…。何とかなりそうだな。いけるか、アイリス?」
「うん!アイリス、頑張る〜!」
「あんまり無茶すんなよ。素手じゃ限界ってもんがあるからな」
「わーってるって!おっさんも無理すんな!もう若くねーんだからよ」
「何ぃ?年寄りをなめたら罰が当たるぜい?」
「はは、その意気だ。――じゃあ行くぜ。1、2の…3っ!!」
飛び出し、攻撃するカンナ、米田、アイリス。新たに集まってくる紅蜂隊。
「ちっ、新手か…!」
「きゃああ〜っ!!」
紅蜂隊に捕まるアイリス。
「アイリス…!!」
「いや〜ん!!助けて〜!!」
じたばたするアイリス。囲まれるカンナと米田。
「ちきしょう…!アイリスを放しやがれ、赤っパチ野郎!!」
倒すカンナ。壊れる紅蜂隊。落ちてくるアイリスを抱きとめるカンナ。
「大丈夫か!?」
「うん!カンナ、かっこいい〜!!」
追加される紅蜂隊。
「〜〜ったくよぉ、これじゃきりねぇぜ…」
銃声。壊れる紅蜂隊。銃を構えているマリア。
「マリア!」
「早く格納庫に行って!皆そこにいるわ」
「わかった!サンキューな!」
アイリスを抱えて走っていくカンナ。
「大したもんだ!さすがは元隊長…っとと、この話はご法度だったか?」
「もうそんなこと気になりません。それに今は大神少尉が私達の隊長です」
「はは、本当に成長したな、お前達は」
「さぁ、長官も早くお逃げ下さい。また追っ手が来ます」
「おめぇも気ぃつけてな!」
走っていく米田。ロケットペンダントを開いて見るマリア。大神の写真。
「隊長…。きっとご無事ですよね…?」
爆発音。顔を上げるマリア。
★ ★
燃え上がる舞台を悔しく見つめる傷だらけのすみれ。
「〜〜私達の舞台が…」
「おっほほほほ…!お前との因縁も今日で終いか。寂しいねぇ」
「〜〜くっ、お望み通り、終わりにして差し上げますわ!!きえええいっ!!」
舞台の炎を飛び越え、長刀で斬りかかるすみれ。瞬間移動でよけるミロク。
「そんな傷で勝てると思ってるのかい?ま、勇気だけは認めてやるよ!!」
衝撃波で壁に叩きつけられるすみれ。
「きゃああああっ!!」
「ふふっ、今、楽にしてやるからねぇ…」
「〜〜く…っ、こんな三下なんかに…」
手中に妖力を込めるミロク。悔しく睨むすみれ。入ってくるマリア。
「すみれ…!!」
「マリアさん…!」
「おやおや、よかったじゃないか。一緒にあの世に逝ける仲間ができて」
「〜〜お逃げなさい!!こんな三下、私一人で十分ですわ!」
「あらそう?私にはそうは見えないけどね…!!」
銃を連射するマリア。孔雀を貫通していく弾。
「おっほほほほ…!!こんなの痛くも痒くもないわ!」
攻撃するミロク。よけて舌打ちし、弾を追加して撃つマリア。結果は同じ。
「何してるんです!?この私でさえ苦戦してるんですのよ!?」
「だからこそ協力するんじゃないの?」
驚くすみれ。
「――破邪剣征・桜花放神!!」
花吹雪で身動き取れなくなるミロク。
「〜〜くっ、わらわの孔雀が…」
「そうですよ、すみれさん!力を合わせれば、不可能なんてありません!!」
「さくら…!あなた、格納庫に行ったんじゃないの…!?」
「ごめんなさい…!やっぱりお二人が心配で…」
「〜〜あなたに心配してもらわなくても結構ですわ!それとも何ですの、自慢の破邪の力とやらであのおば様を倒すところを見せたいのかしら?」
「すみれ…!」
「戦闘でも舞台でも、この私の上に立ててさぞ満足でしょうねぇ!!ほら、さっさと倒してみせなさいな!!こんな敵、どうってことな――!!」
すみれの頬をはたくさくら。目を見開き、頬を押さえるすみれ。
「力が上とかそんなの関係ありません!!今は協力して、帝劇を奪還するのが先なんじゃないんですか!?」
「〜〜な…っ!?この私を殴りましたわねぇっ!?」
さくらに掴みかかるすみれ。笑顔になるさくら。
「――いつものすみれさんだ」
「え…?」
「さ、早く光武に乗って、私達の帝劇を守りましょう!」
「〜〜話の腰を折らないで下さるっ!?大体あなたって人は――!!」
すみれの肩を貸し、走り始めるさくら。マリアも。
「よーし、一気に地下に向かいますよ!!」
「ちょ、ちょいと…!〜〜あいたた!!もう少しゆっくり走って下さいまし!!」
「〜〜あ〜っ!!お待ち、逃げるんじゃないよぉっ!!」
もがくミロク。紅蜂隊の間を縫って走り抜くさくらとすみれ。
「ふん、田舎で育っただけあって、足腰は丈夫なようですわね」
「ありがとうございます!そういうすみれさんも負けてませんよ!」
「〜〜あなたと一緒にしないで下さる!?」
「えへへ、私、破邪の力を使えるようになっても、舞台で主役になっても、すみれさんに勝ったなんて思ったことありません。だって、すみれさんは帝劇に入った時から私の憧れでしたから!」
「――!〜〜馴れ馴れしくしないで下さるっ!?」
振り払い、足を引きずりながら歩いていくすみれ。
「あ、すみれさん…!」
ため息をつくマリア。舞台。花吹雪を振り払うミロク。
「はぁはぁ…。〜〜小娘のくせに生意気な…!皆殺しにしてくれるわ…!!」
猛スピードで廊下を飛び抜くミロクの孔雀。お伴の紅蜂隊が突然破壊。
「〜〜な、何…!?」
顔を上げるミロク。銃を構えたあやめの光武と大神の光武が並んでいる。
「ありがとう。あなた達が暴れてくれたおかげで、ようやく気持ちに整理がつけたわ。お礼はたっぷりさせてもらうわよ!」
「行くぞ、ミロク!!」
刀で飛びかかる大神とあやめ。孔雀の羽根が一部壊れる。
「〜〜わらわの美しい機体に傷をつけるとは…!もう許さんぞ!?」
「――許さなかったらどうなるのかしら?」
花組の光武が並んでいる。
「帝国華撃団・花組、参上!」
「おめぇの悪事もそこまでだ!格納庫は奪還したからな!」
マイクで喋る米田。機械を操作する風組。雪組の周囲に紅蜂隊の残骸。
「〜〜ちっ、叉丹の奴、しくじったね…!?」
「行くぞ!帝国華撃団、出撃!!」
「了解!」
飛びかかる花組、大神、あやめ。
「ふん!やれるものならやってみな!いよおおお――!」
「同じ手は食らわへんで!」
ちびロボが孔雀の体を押さえる。
「何だ、これは!?〜〜離せ!離さんか…ぎゃあああ…!!」
アイリスの力で高速回転する孔雀。目が回るミロク。
「も〜っ!おとなしくしてなきゃ、めっだからね!」
「〜〜ふ、ふざけおってぇ〜…」
「今度はあたい達だ!行くぜ、マリア!」
「了解よ!スネグーラチカ!!」
「はああああっ!!一百林牌っ!!」
氷の精霊を纏ったカンナの拳が孔雀を貫通。
「な…っ、何…!?〜〜動け!動かんか、孔雀!!」
ガチャガチャ操作するミロク。反応しない孔雀。
「どんなに優れた機械も核をやられれば終わりよ」
「さすがはマリアさんです!私達も負けてられませんね、大神さん!」
「あぁ!行きましょう、あやめさん!」
「了解よ!」
孔雀を三角に囲む大神、あやめ、さくら。
「〜〜し、しまった…!」
「これで終わりだ!狼虎滅却・快刀乱麻!!」
「藤枝流奥儀・白鳥散華斬!!」
「破邪剣征・桜花放神!!」
「〜〜そ、そんな…!きゃあああ〜っ!!」
孔雀に直撃。火花が散る孔雀の中で笑うミロク。
「ふ…、ふふふふ…!わらわを倒しても何の意味もないぞよ…?」
「何…!?」
「これで帝都は天海様の物だ…!ふふふ…、あーっはははは!!」
爆発する孔雀。
「…さっきの言葉、どういう意味でしょう?」
「――!!皆、日比谷に急ぐんだ!!」
「え…?」
「今夜、必ず天海は現れる…!ミロクと叉丹はその足止めだったんだ…!!」
「〜〜何ですって…!?」
★ ★
日比谷。空に浮かぶ新月。よろよろでやってくる天海。
「ふ…、ふふふ…、ついにこの時が来たか…!」
天海の全身から黒いオーラ。楔が黒く光る。帝都中に地震。倒壊する建物。逃げる人々。大帝国劇場。地震によろめく大神達。
「〜〜ま、まさか…!?」
「〜〜しまった、遅かったか…!」
日比谷。楔が力を取り戻す。六破星降魔陣、発動。目を開け、笑う叉丹。
「ふははは…!!これで帝都は我の物じゃ!!新しい帝都の支配者はこの我になるのじゃぁっ!!」
高笑いする天海。黒くなる新月。破壊されていく帝都。外に出る大神達。
「〜〜て、帝都が…!!」
「〜〜私達の…街が…」
高笑いする天海。瓦礫が舞い、地獄絵図と化す帝都。
第9話、終わり
次回予告
いよいよ天海との直接対決!
帝都を守る為、頑張りましょうね、大神さん!
…って、あれ?どうして大神さんとあやめさんが…!?
〜〜もしかして、あやめさんも大神さんのこと…。
次回、サクラ大戦『帝都、大崩壊!?』!太正桜に浪漫の嵐!
お姉ちゃん…、私、頑張ります…!
第10話へ
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