「小梅さん、モテモテ奮闘記」その2



私は大神君を引っ張って、そのまま玄関まで連れてきた。

「あら、由里達はお昼に行っちゃったみたいね…。せっかく小梅さんを見せてあげようと思ったのにな…」

「〜〜あやめさんって、意外にSですよね…?」

「ふふっ、あら、そう?」

「――副支配人〜、大神の奴、見ませんでしたか?」

「〜〜か…っ、加山…!?」


加山君が来たので、大神君はとっさに私の後ろに隠れた。ふふっ、どうやら親友に女装しているところを見られるのは嫌みたいね。

ちょっと意地悪してみようかな…♪

「あー、大神君なら…」

ん…?『言うな』って必死に目で訴えてきてるわ…。

ふふっ、仕方ないわねぇ。これ以上いじめても可哀想だし…。

「――今ね、実家に帰ってるのよ。お姉さんがご病気だから、お見舞いに行くんですって」

「〜〜えぇ〜っ!?あの殺しても死なないような双葉お姉様が何のご病気に…!?」

「〜〜あやめさん…、その理由はまずかったです…」

「あ…、あら、そうなの…?〜〜でも、大したことないって言ってたから、『百合姉妹』の舞台が終わる頃には戻ってくるんじゃないかしら…?」

「そうですか…。貸しておいた春画本、返してもらう約束してたんですけどねぇ…」

「ふふっ、大神君もやっぱり男の子なのねぇ」

「〜〜す、すみません…」


隠れながら小声で謝る大神君こと小梅さんの存在に加山君も気づいたみたいで、興味深そうに覗き込んできた。

「ところで、そちらのお嬢さんは…――ハ…ッ!!」

「〜〜は…、はい…?」


大神君の女装した小梅さんを見て、加山君は二、三歩後ずさった。

親友に女装癖があるのを知って、ショックだったのかしら…?

「――な、なんて可愛らしい人なんだ…!!是非、この加山雄一めに紹介して下さい…!!」

「〜〜いぃっ!?」


あら、気づいてないみたいね。ふふっ、よかったわね〜、大神君♪

「乙女組の小野小梅さんよ。怪我したさくらの代役で、私の妹役で舞台に立ってもらうことになったの」

「小野小梅君か…。――可愛い名前だね。俺は加山雄一。月ぐ…、いや、君のファン第一号さ、フッ」

「〜〜ご、ご丁寧にどうも…」

「フフッ、副司令の後ろに隠れて…。恥ずかしがり屋さんなんだね…♪」


加山君にさりげなくボディタッチされ、大神君こと小梅さんは青ざめて、鳥肌が立ったみたい…。

「今夜、予定ある?もしよかったら、俺と夜の銀座に繰り出さない?」

「〜〜ご、ごめんなさい…。お稽古がありますので…。ほほほ…」


と、大神君は『声変わりくん』が人工的に作り出した女性の艶っぽい声で返事をした。ふふっ、女性になりきる良い訓練になってるみたいね。

「それは残念だな…。じゃあ、夕飯に誘ってもいいかな?煉瓦亭で食事でもしない?」

(〜〜しつこいぞ、お前…っ!!)

「〜〜そ、そんな…。男の方とお食事なんて、小梅、恥ずかしい〜…」


――ドキーン…!!

涙ぐむ小梅さんに上目づかいで見つめられて、加山君の心臓は完全に愛の矢で撃ち抜かれたみたいね。

(――ひ…、久々に大物キター!!こんなピュアで可愛い娘は今時珍しいぞ…!!まさしく俺のどストライクゾーンだ…!!これは絶対にモノにせねば…!!)

「フッ、照れ屋さんの君も可愛いなぁ〜。――じゃ、またね、小梅君。稽古、頑張れよ〜!ハッハッハ〜♪」


と、加山君は鼻歌を歌いながら、ゴキゲンでスキップしていった。

あのまま簡単に引き下がるとも思えないけど、まぁいいか。面白いし♪

「ふふっ、加山君にもバレないようなら大丈夫ね!」

「〜〜うぅ…、すまん、加山…」


米田支配人の言いつけ通り、私と大神君は銀座の街に繰り出した。

「〜〜な、何だか皆、俺達の方を見てるような気が…?」

「『俺達』じゃなくて『私達』でしょ?」

「〜〜そ…、そうでした…」


歩行者天国を歩く男性は皆、私と小梅さんに釘付けらしく、思わず立ち止まってよく見てしまう者や、『浮気者!』と彼女に怒られる者もいた。

「――おい、見ろよ、あの二人…!」

「あぁ、二人ともかなり美人だよなぁ!似てないけど、姉妹かな?」

「お前、どっちタイプ?」

「俺は黒髪でスレンダーな娘かな〜♪」

「〜〜いぃっ!?」

「ふふふっ、モテモテね〜、小梅さん♪」

「〜〜複雑だ…」

「――あ、そうだわ。商店街に寄って、お買い物でもしていかない?」

「〜〜いぃっ!?別に今日でなくてもいいんじゃ――!?」

「二人きりで出かけられる時なんて滅多にないでしょ?ふふっ、ほら早く…!」

「あっ、あやめさん…!待って下さいって…!」


私は小梅さんの手を握って、引っ張った。

見上げる横顔と声は違うけど、手の大きさと温もりはいつもの大神君のままだ。ふふっ、何だか不思議な感じがするけれど、こういうデートもたまには新鮮でいいわよね。

「――おっ、副支配人、可愛いお嬢さんを連れてますね〜!」

「ふふっ、紹介しますわね。次回公演でデビューすることになった…」

「〜〜お…、小野小梅と申します…」

「ハハハ…、おじさん、舞台観に行くからね〜!――ほれ、可愛い娘にはサービスしとくよ!」

「〜〜あ、ありがとうございます…。おほほほ〜」


と、商店街の団子屋のご主人はデレデレしながら、みたらし団子をサービスしてくれた。彼だけではない、商店街の各店舗のご主人、お客、通行人の男性達は皆、小梅さんを見て、恍惚の表情を浮かべている。

「ふふっ、思った通り大収穫だわ!今度からお買い物は、小梅さんに付き合ってもらおうかしら♪」

「〜〜ハァ…、わかりましたよ…」


ふふっ、これは新たなスタァ誕生の予感だわ…!

「〜〜まさか…女装がこんなに疲れるものだったとは…」

小梅さんこと大神君は、休憩で寄った公園のベンチにもたれて、大股を開いてぐったりした。

「こぉら!女の子がそんなはしたない座り方しちゃ駄目でしょう?」

「〜〜きゅ…、休憩中のはずじゃ…!?」

「どんな人にどこで見られているかわからないのよ?小梅さんは男みたいに下品だって噂が広まったら、せっかくの美貌も台無しよ?」

「す、すみません…。気をつけます…」

「ふふっ、よろしい♪――ほら、もっと足を閉じなさい!手は膝の上!!」

「〜〜はっ、はい…っ!!」


私に手と太ももを叩かれて、大神君は慌てて足を揃え、品良く座り直した。

「ふふっ、やればできるじゃないの。これからはもっと私が大和撫子としての心構えと作法を教えてあげるわね!」

「ありがとうございます…!」

「まず、どんな時でも笑顔よ。『男は度胸、女は愛嬌』って言うでしょ?」

「は、はい…。――うふふっ、こ、こ〜んな感じですか…?」

「駄目駄目、わざとらしすぎるわ!もっと自然に口角を上げて…」

「こ、こうですか…?」

「ふふっ、そうそう。良い感じよ…!」


顔を近づけてきた私に頬を触れられて、大神君は照れているのか、赤くなりながら私から目をチラチラそらしている。

「こぉら!まっすぐ私の方を向きなさい」

「〜〜は、はい…っ!」

「ふふっ、けど、本当に綺麗な顔ね。男にしておくのが勿体ないくらい…」

「そ、そうですか…?」

「小梅さん…」


私が唇を近づけてきたので、大神君は瞳を閉じ、私の背中を抱きしめた。

が、私は唇ではなく、大神君の頬にキスをした。

「え…?」

「ふふっ、期待しちゃった?」

「い、いえ…」


大神君はほっぺたでも相当嬉しかったらしく、私にキスされた頬を押さえながら、恥ずかしそうにニヤけた。

「ふふっ、頑張ったらもっとすごいご褒美あげるから、私と一緒に頑張りましょ!」

「は、はい…っ!」


大神君って優秀なんだけど、ちょっと単純なのよね。

ふふっ、そこが扱いやすくて、可愛いところなんだけど♪

「――身のこなしはしなやかに…、指先まで集中させて…」

私は小梅さんに扇子を持たせ、日本舞踊の指導もすることにした。

「流し目で時々お客様を誘惑するのも忘れずにね」

「〜〜こ…っ、こうですか…?」

「えぇ、なかなか筋が良いわよ。若い子って覚えるのが早くて羨ましいわ」


そこへ、小梅さんの足元にボールが転がってきた。

「すみませ〜ん、ボール取って下さ――…!」

駆け寄ってきた男の子は、小梅さんを見ると、顔を真っ赤にさせた。

「あぁ、いいよ――」

「――『えぇ、いいわよ』」

「〜〜え…、えぇ、いいわよ、坊や…。――はい、どうぞ」

「あ、ありがとう…、お姉ちゃん…」


男の子は嬉しそうに小梅さんからボールを受け取ると、恥ずかしそうにそそくさと走っていった。

「ふふっ、どうやらあの子の初恋相手になっちゃったみたいね」

「〜〜あの子…、俺が男だって知ったらショックだろうな…」

「ふふっ、お稽古を続けましょうか…!」


私の指導で小梅さんが日本舞踊の舞を再開すると、いつの間にかベンチの周りに人だかりができていた。

「ほら、あの人よ…!」

「本当、綺麗な人ねぇ…!憧れちゃうわ…!」


美女の華麗な舞を一目見ようと、噂を聞きつけて、次々に人が集まってくる。ふふっ、これは舞台を宣伝する良い機会だわ…!

「ほら、皆様にご挨拶なさいな」

「あ…、はい…!――て…っ、帝国歌劇団の見習い女優の小野小梅と申します。次回公演の『百合姉妹』は私の初舞台となります。どうぞ観にいらして下さいね、うふっ!」


――ドキーン…!!

小梅さんの殺人級笑顔に集まっていた男性全員の心が奪われたようだ。

「こ、小梅ちゃんだね…!?俺、あんたのファンになっちゃったよ…!」

「舞台、頑張ってくれよな!」

「絶対観に行くぜ〜!」

「ふふっ、ありがとうございます。小梅、嬉しい〜!」

「うおおお〜っ!!小梅ちゃ〜んっ!!」


これは予想以上の収益効果を上げられるかもしれないわね…!小梅さんのブロマイドとか扇子とか…。ふふっ、椿に大量発注させなくちゃ♪

「――あの…、あやめさん…?」

「ん?なぁに、小梅さん?」

「〜〜その…、何も一緒に風呂まで入らなくても…」


――チャポーン…。

銀座を一周してきた私と小梅さんは一緒にお風呂に入って、同じ湯船に浸かっているところだ。

「あら、女同士ですもの。恥ずかしがることはないでしょ?」

「〜〜俺は女じゃありませんって…!」

「ふふっ、これぐらいで照れているようじゃ、濡れ場のシーンなんてとても無理だと思うけど?」

「〜〜う…、そ、それは…」


小梅さんこと大神君は私の裸を直視できず、恥ずかしそうに背中を向けた。

「ほら、もっとこっちにいらっしゃいな」

「〜〜し、しかし…――あ…っ!」


動揺した小梅さんはバランスを崩し、私の裸体にもたれかかった。

「〜〜うわああっ!!す、すみません…!!」

「ふふっ、小梅さんをからかっていると、本当に楽しいわねぇ」

「――ふんふんふ〜ん…♪」


そこへ、脱衣所に男性が鼻唄を歌いながら入ってくるのが影で見えた。

「〜〜あ、あの鼻歌は、もしや…!?」

「ふふっ、小梅さんのファン第一号君みたいね。――先に上がって、舞台で待ってるわね」

「〜〜いぃっ!?ま、待って下さい…!俺も出ますよ…!!」

「よく温まらないと風邪引いちゃうわよ?ファンの夢を壊さないように気をつけなさいね♪」

「〜〜し、しかし、裸じゃすぐバレますって――!」

「――何がバレるのかなぁ〜?」

「〜〜ひいいっ!?」


すでに加山君が小梅さんのすぐ後ろで湯船に浸かっていた。さすが忍者部隊と呼ばれる月組は動きが素早いわね…!

「〜〜あ、あやめさ…――あれ…?も、もう出ちゃったのか…!?」

「あぁ…、一日に二度も会えるなんて奇遇だなぁ〜♪小梅君もいつもこの時間に入るのかな?」

「え…?〜〜えぇ、まぁ…」

(こいつ…、俺の動きを監視してたな…?〜〜月組の能力を変なところで使いやがって…)

「意外にたくましい体してるんだね…。戦闘訓練で鍛えてるからかな?」


と、加山君は小梅さんの背中と二の腕にダイレクトに触ってきた。

(〜〜ひ〜っ!!セ、セクハラだろう、それは…!?)

(フフ、まんざらでもないって感じだな…。――ここは一気に攻め落とすか…!)


加山君は湯船から上がると、用意しておいた石鹸の上にわざと足を置いた。

「お〜っと、足が滑ったぁ〜!!ハッハッハ〜♪」

「〜〜うわあああ〜っ!!」


――バキッ!!

「〜〜ぐほおおっ!!」

事故を装って抱きつこうとした加山君を小梅さんは思い切り男の力で殴り飛ばした。

「〜〜あ…、ご、ごめんなさい…!大丈夫ですか、加山さん…!?」

「はは…、いえいえ、大丈夫ですよ。俺は鋼の肉体を持つ男と呼ばれてますからねぇ〜」

「ごめんなさい…。私、男の方と入浴なんて恥ずかしくて……ぽっ」

(ハァ…、これでいくらか俺への熱も冷めたことだろう…)

(腕っぷしもなかなかだ…!――フッ、ますます惚れたぜ、小梅君…!!)


と、加山君は小梅さんにウインクして、グッと親指を立てた。

(〜〜こ…っ、この熱視線…!!まさか余計に熱が上がってしまったか…!?)

ふふっ、残念。逆効果だったみたいね、小梅さん♪

「――いやぁ〜、風呂上がりのフルーツ牛乳はいいなぁ〜、小梅君♪」

「〜〜そ、そうですねぇ…。おほほほほ…」


小梅さんはバスタオルを巻いて、何とか体を隠すことに成功していた。

(〜〜バレる前に早く服を着てしまおう…)

「そういえば、小梅君ってどこに住んでるの?乙女組の寮かな?」

「い…、いえ、公演の間だけ大神さんのお部屋を使わせて頂いていて…」

「へぇ、そうなんだ〜。――今夜、遊びに行ってもいいかい?」

(〜〜いいわけないだろっ!!)

「〜〜ご、ごめんなさい…。あやめさんとお稽古の続きがありますので…」

「そうか…。じゃあ、終わるまで君の稽古を見学してようかな〜♪」

(〜〜しつこいぞ、お前っ!!っていうか、ちゃんと月組の仕事しろよっ!!)

「そのコーヒー牛乳も美味そうだなぁ〜!一口ちょ〜だい♪」

「〜〜え…?」

「ハハ…、間接キスになっちゃうね。――それとも直接のキスがいい…?」


加山君は小梅さんの肩を抱き寄せ、ゆっくり唇を近づけた。

(〜〜やっ、やめろぉぉ〜!!――くそぉ…、こうなったら…!)

「〜〜ふぅ…」


小梅さんは唇を奪われる直前で脱衣所の床にパタリと倒れた。

「〜〜ど…、どうしたんだ、小梅君…!?」

「すみません…。お風呂に長く入っていたら…、貧血が…」

(――ピュ…、ピュアで腕っぷしが強いうえに病弱少女とは…!この娘、俺の萌えポイントをどんどん突いてくるなぁ〜!!)

「部屋で休めば大丈夫ですから。申し訳ありませんが、これで失礼――」

「一人でいて、発作でも起きたらどうするんだ!?俺が医務室まで運ぼう…!!」

「え…っ?で、でも…〜〜うわあああ!?」


と、加山君は小梅さんをお姫様抱っこで持ち上げた。

「もう大丈夫だからね。良くなるまで、俺が傍についててやるから…」

「加山さん…」

「フッ、決まったぜ…♪――とぉっ!!」

(〜〜加山…、お前のような良い奴を騙してるなんて俺は良心が痛むよ…)


加山君は小梅さんが親友の大神君だと微塵も気づかないまま、医務室のベッドに小梅さんを横たわらせた。

「さぁ〜、もう大丈夫だ!今、冷たい水を持ってくるからね…!」

――ガラガラッ!

(……出て行ったか…。加山には悪いが、今のうちに舞台に行って――)

――ガラガラッ!

「――持ってきたよ、小梅君〜♪」

(〜〜早…っ!!)

「OH!!そんな体で起きちゃ駄目じゃないか…!!大丈夫!気分が良くなるまで俺が看病しててあげるからね。――さぁ、もう一度横になって…」

(〜〜あの瞳…、絶対エロいこと考えてる瞳だ…)

「ハハ…!だ〜い丈夫♪変なことなんてしないさ〜」

「〜〜うわああっ!!そんなこと言いながら何故バスタオルを取ろうと…!?」

「服着ないと風邪引いちゃうだろ?俺が着替えさせてあげるよ」

(うわああ!!バ、バスタオルが〜!!〜〜駄目だ…!男だとバレてしまう…!!)


――ガラガラ…!

「――あら、電気が点いていると思ったら、加山さんだったんですか」

(かすみ君、ナイスタイミングだ…!!)

「〜〜かっ、かすみっち…!?」

「〜〜んな…っ!?そ…、その娘と一体何をされてるんですっ!?」

「〜〜いや…、お、俺はただ看病を…」

(そうか…!かすみ君は小梅が俺だってまだ知らないんだったな。――よし、この状況を利用して…!)

「〜〜ひっく…、嫌だって言ってるのに、加山さんが私を無理矢理…」

「〜〜えぇっ!?」

「ふ〜ん…、どうせそういうことだと思ってました…」

「〜〜ち、違うんだ、かすみっち…!!これは――!!」

「〜〜この浮気者っ!!どうしてあなたはすぐ可愛い娘に手を出そうとするんですか!?」


――バシッ!!バシッ!!バシッ!!

「〜〜ぎゃああ〜!!そ、そのボードで頭を叩かれると痛いんだって〜…!!」

その隙に小梅さんはこっそり医務室を後にした。

(〜〜なんとか脱出できたな…。加山には悪いが、これも舞台の為だ。あやめさんを待たせても悪いし、早く舞台に向かおう…!)


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